自宅へ通って見える生徒さんは
個人レッスンなので
古布リメイクだけではなく
ご希望に合わせて既製服のリメイクを
私なりのアイディアとこなし方で
服造りをご案内しています。
今日はかなり前の時代のワンピースの
裾を摘んであちこちにドレープを寄せ
立体的にリメイクされた服を着て見えました。
大層、素敵になりお気に召されたようで
良かったです~
さて、今日はどんな依頼かと・・・
かなり年代物の黒ミンクのハーフ・コート
肩が広く怒って、袖も太い・・・
他は余り問題はなさそうなので
袖山を平にして袖幅を細めて
つけ直せば充分に今も着られそうです。
さて、自分は毛皮の仕立ての経験がありません。
フェイク・ファーのコートは作った事がありますが、
さぁて、どうしましょう・・・
裏を返してみると見事な繋ぎ方目が施されています!
ただ、仕立て直すには裁断した後の
毛の始末をどうしよう。
とりあえず、しつけ糸で余分を摘んで縫い縮めてみました。
全体のシルエットがすっきりしたので
後は、お家でカットしたら直ぐに
ロック・ミシンを掛けておき
後は手縫いで返し縫いをするよう
ご案内しました。
もう一回ほど、途中経過を見せに
来ていただくかもしれませんが
洋裁の基礎が出来ていらっしゃる方なので
多分、素敵に仕上がることでしょう。
★ それと毛皮を着る時に大切なのは着こなしを
出来るだけカジュアルに軽快にする事です。
フィットしたT-シャツに細いパンツ
ロング・ブーツに大きめのコートを
バサっと羽織ると素敵です。
こんな感じで毛皮を羽織ると素敵です!
(決して、毛皮はマダム風に着ない。
が、アフター・ファイブのドレスアップには最適です。)
それでは、次はもう一枚の毛皮のコートを
完全に解いて、何か他の衣類に
作り直そうかとお考えのようです。
シンクロしたと思ったのは
骨董市に一緒に出掛けた友の
毛皮のコートのリメイクを薦めていたところだったからです。
タンスの肥やしにしては嵩張りすぎていて
リサイクル・ショップでも引き取って貰えないであろう値の貼った品。
骨董市で見掛けたのは
毛皮のレッグ・ウォーマー
バッグや帽子やストールに作り直しても
きっと素敵~ と
話していたのです。
お節介ついでに友に
話してみることに致しましょう。
こうして、ものが活きる過程に
付き合えるのがこだわり屋の私の喜びです。
★ 願わくは
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投稿を控えてください。
宜しければ読者登録を相互でして
交流を愉しんで参りましょう。