鋏を砥いで、新しい年を迎える | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記


こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。

2012年大晦日
新しい年に備えて
身の回りの刃物類を新調した事を綴ります。
爪切りと包丁は
先のブログで綴りました。


これは、本業の古布リメイク「衣袷ーきぬあわせー」
作品制作をする時に用いる裁ち鋏です。

50年前に文化服装学院に入学の折に
親が一式揃えてくれた洋裁道具の中で
最も鋭利さを大切にする道具です。

一度も休む事無く使い続けて来た裁ち鋏
25~6年前 たまプラーザ団地にて「ホーム・ソーイング教室」を開講し
伊豆高原に移り住んでからも
教室を開いて生徒の指導に当たりながら
子供の服造りに役立てて来ました。



<砥いだ後>             <砥ぐ前>
 

    
1996年(平成8年)春に古布リメイク制作を始め
現在までの長きに渡り、古布リメイク・デザイナーとして
仕事には、無くてはならない道具です。

途中一度、伊豆の「キクミツ」さんで
砥いで貰いました。

数年前から制作の度にほんの僅かですが
噛み合せが悪い所がありましたが
だましだまし使い続けていました。

美しが丘公園で毎月開かれている日曜市で
刃物の硎屋さんと出会い
砥いで貰う事にしました。

年末の夕暮れ時に
電話で尋ねながら
我が家を訪ねて来てくれ、鋏は納品されました。

見事な切れ味です!

新しい年に向けて求めた
包丁・爪切り・裁ち鋏
3つの刃物を整えて
新たな方向への道を切り開けたらと
願っています。


皆さん、ブログにお付き合い頂きまして有り難うございました。
良いお年をお迎えください。





 

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