横須賀美術館でアート鑑賞後は
逗子へ足を伸ばして
「ラ・マレド・チャヤ」へお茶しに立ち寄る事にしました。
何十年振りになるのでしょう～
友と懐かしむ、互いにルックスで選んだBFと
トレンディー・ドラマ張りのスタイルでデートした若い頃の想い出・・・
実際にこのレストランは映画やドラマの舞台にどれだけ
登場した事でしょう！
テラスや2階の窓からは海が見えて
潮風に吹かれながらシャンパンを飲めば
まるでそこは、外国のよう・・・
と言われ続けていますが
今のように外国が遠くなくて
都会だけでなく、郊外や地方にも
お洒落なカフェ・レストランが林立している現代には
もう、さほどの希少価値は見出せないかと思いきや・・・
なかなか～ サラットしたサービスが心地ちよい。
（慇懃すぎたり、フレンドリー過ぎるのもイケナイ。）
今回はケーキとコーヒーのセットを
注文したのですが
この5種類のケーキの中から選びます。
どれも、美味しそうです。
迷った結果のセレクトはフランボアーズとアプリコット
とても美味しかったです。
友は紅茶（ダージリンだけだったのは残念、彼女はアールグレイが好み）
ところで、私の頼んだアイス・コーヒーは氷なしなんです。
小さ目のグラスですが、氷で薄まらないで
タップリ濃い冷たいコーヒーが供されました。
しかも、とても細い（1ミリくらいの直径）2本並んだストローで
飲むと、少しずつ口に入ります。
ギャルソンの説明によるとその方が濃い味のコーヒーを
ゆっくり味わえるとのこと、なるほど・・・
このあたりは、フランス人がアイス・コーヒー(フランスには無い、
今はあるかも、そうマックがあるから）
に感動したけれど
余りにもチンチンに冷えたのは苦手な人が多く
この程度がきっと、喜ばれるのではないかと思いました。
（自分は氷ドッサリの冷たいのが好みですが・・・）
ミルクとシロップもサーバーに入れて供されます。
どうしても、氷が欲しければ頼めるでしょう。
お弁当をお腹一杯食べた後でも
シェアして美味しく両方頂きました。
梅雨の晴れ間の一日でした。
日差しを避けてオリーブの木陰の席を選んだら
ゆっくりしていると潮風が肌寒く感じてきます・・・
近くにある油壺のヨット・ハーバーで
セーリングして背伸びして遊んだ昔が懐かしい。
パリで暮らし、各地へ旅して「雑誌に載っているような
カフェやレストラン」が極日常だった数年間を経た今
２０代初めの頃に見たこの白亜のレストランが、
憧れの象徴のように感じていたのでしょう・・・
そう、あれから４０年以上も経ったのです。
美意識や感動を刺激し続けて行きたいと思います。
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