銀座に出ると大抵は松屋へ立ち寄ります。
子供の頃から松屋の吹き抜けのディスプレイを
見るのが愉しみになっています。
ここ数年、色とりどりの雨傘のウキウキするような
ディスプレイが続いています。
ジーン・ケリーの「雨に唄えば」が聞こえてきそうです。
友とPOLAでランチの待ち合わせの前に
さっと見て来ました。
松屋の7階にあるデザイン・スペースも気に入った
作品の展示が多いので
フラリと立ち寄れば
富山県高岡市の錫製品に魅了され
ついつい見とれてしまいます。
友との豊かなランチタイムを終えた後は
乃木坂のミッドタウンへ足を伸ばしました。
植田正冶氏の写真展が
富士フィルム・サロンで開かれています。
何度かテレビで作品を見ていましたが
砂丘での家族の肖像写真の温かさと
構図の斬新さに魅了されました。
サロンでは明治初期から現代に繫がる
多種に渡るカメラが展示されており
手巻き式の動画(スライド)や3Dに見える機械も
試して見る事が出来て面白いです。
「信じられるデザイン」展というタイトルに惹かれて
同じくミッドタウン・タワー5階にあるハブに行って来ました。
JISマークや日常よく見るインテリアや広告やらの
デザイナーや製作者の作品イラストと説明文だけなのですが
50数名のデザイン事例が展示されています。
コメントを読めば なるほど~という
お時間があれば会期延長されているので
(無料です)ご覧になっては如何でしょう。
雨のミッドタウン
ハイテクノロジーと竹林の和の美を融合させた
隈 研吾氏の設計が美しいハーモニーを生んでいます。
このオブジェの脇に富士フィルム・サロンがあります。
今まで気が付きませんでしたが
今後も要チェックのギャラリーです。
ガレリア3階インテリア・フロアーに素敵な和のショップが数件あり
見ているだけで心が鎮まります・・・
日本各地の材料を用いて
現代的なグッズが常に進化し続けて
デザイン開発されています。
欲しくなるものばかりで困ります・・・
2階のベンチに腰を下ろして外に目をやれば
オブジェが雨に打たれて静かに佇んでいます。
ここは昔、防衛庁があった場所でして
子供の頃はいかつい門前を通り過ぎるだけでも
緊張した覚えがあります。
久し振りにお洒落靴を履いて
長時間歩いたせいで足の痛みは限界に達し、
チョット帰るには惜しい時間でしたが
早目に家路に就きました。
今日は特にデザインを意識した一日でした!
あきやま幾代・古布リメイク 衣袷ーきぬあわせー Web Site