こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。
素敵なお客様が”衣袷ーきぬあわせー”作品をご所望下さいました!
青葉台の「テール・エ・ヴィ」 で開いている作品展でのことです。
「創作市場」 で紹介した黒の絽のロング・チュニックです。
白黒の縞は明石という薄く透けた私の大好きな布で作られた帯状の布で
取り外しが出来ます。
無ければ、紋付きの弔辞用にも着用できるのでして、そこが活用度が高いと
喜ばれました。
この作品が紹介された<創作市場の表紙>
こちらは、縮緬のグレー地に白い可憐な花が描かれています。
黒とグレーの襷のようなラインがシャープな印象を表します。
「衣袷ーきぬあわせー」作品集 に掲載している作品です。
<衣袷ーきぬあわせー 作品集表紙>
<以上2点をご着用のお客様の画像です。>
画像左上に展示しているのが、上記の作品です。
実際に着て頂くと、直線だけで構成している服が立体的になります。
絹ゆえのしなやかなドレープが綺麗です。
ところどころにある尖った角も、全体をシャープに引き締めています。
ボリュームがありそうに見えますが、畳むと四角く軽い布となるので
旅行先でも嵩張らず、しかも取り出しても直線の折れ線は
立体的な服に出来るシワと異なり、全く気になりません。
太いベルトをしてみると、カジュアルな雰囲気になりますし
着方の工夫で色々なスタイルに着こなす事が出来ます。
そして、シーズン問わないで着用できるのも大きなメリットです。
末永く、ご愛用いただけることでしょう・・・
全て天塩に掛けた1点物ですので、「嫁に出すような気持ち」でいつも
送り出しています。 アレ、なんとも古風な言い回しでしょうか・・・
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