世界遺産 セルギエフ・ボザードへバスの旅です。
信仰心厚い巡礼のメッカです。
巡礼の人々の邪魔をしないように、静かに列に並びます。
最後の日は、空港への時間にゆとりが出来たので
添乗員さんの粋な計らいで、巨大ショッピング・モールで自由時間となりました。
それ行け！ とばかりにスーパーへ飛び込んで食材探しに夢中です。
スモーク・サーモンやチーズ・缶詰・黒パンなどを籠に入れてさぁ、レジに。
土曜日と会って、物凄い列 どこも大きなカートを引いた長打の列・・・
チョット険しい表情のオジサンが何か我々に言っていますが、勿論分かりません。
チャンと並んでいるので、文句言われる筈無い、なんだろう・・・
手まねでやっと分かりました。
カートでなくて籠の少量の買い物の人はそれ専門のレジに並んだ方が早いよと言う事。
”スパシーバ”と笑顔で言って、列を並び替えました。
やっと、自分達の番がやって来ました。
さて、お会計となったら、なんとカードは使えないとの事！ エェー！
カードで支払う人はそれ専用のレジに並ぶ必要があったのです・・・
そういえば、看板の絵でそう説明しているじゃない！ あーぁ、注意力の欠如。
では、現金で。しかし持ち合わせの小銭は～ 二人で合わせてもほんの僅か。アリャー
ぶっちょうずらのレジのオバサンに我々が困って持ちあわせで買える物だけを選ばんと
顔を見ながら、「これは？ 買える？ じゃ、これは？」
という表情と手まねだけでのやり取りを交わします。
結局 スモーク・サーモンとチーズくらいしか買えません。
ガッカリしていたら、オバサン 「コレも、買いたいんでしょ！」っていう感じで
黒パン（大きい割りにとても安いのでした。）をドン！ と付け加えてニコッ！
まぁ、嬉しい！ このパン大好きなんです。
喜び満面の”スパシーバ！” でした・・・
という訳で、相変わらず食いしん坊で終えた
短いロシアの旅でした。
最後までお付合い頂き、有難うございます。
あきやま幾代・古布リメイク 衣袷ーきぬあわせー