サントロペでの記憶を辿ってみましょう。
サントロペにブティックを開店せんと、「一つ目小僧の山路 妙さん」と
鈴屋パリ・サンジェルマン店長と３人でリサーチ旅行に参りました。
チャントお仕事してます！
カフェを行き交う人々を写します。
この女性は私の理想に近い！ さり気ない着こなし・ナチュラルメイク（してないかも）
なんて素敵なんでしょう！
今も、憧れ続けています・・・
この方も既に今はいいお年、しかしきっと素敵なグラン・メールになっていることでしょう。
後姿も横向きもス・テ・キ！ C'est sympa ! とか C'est chouette ! といった賛辞を！
素敵な女性を見送る我らはタルティンにコンフィチュールをタップリ塗ってカフェで朝食を。
我らのスタイルをご覧下さい。
その当時の日本のファッションの走りを見せんと
「一つ目小僧の妙さん」が用意してくれた衣装を身に付けて
目抜き通りを闊歩しました。
周りが注目しているのが分かりますね？
なぁんて、只のJaponeseものめずらしさかしらん？
港で浜辺で街でカフェでそれぞれのスタイルで出歩きます。
これから出店して販売する商品の反応を見る為であります。
只、遊び歩いているわけではありません。
人目に付く場所へ繰り出します。
妙さんのサロペット・スタイルがチャーミングです。
当時の流行を見るのも一興でしょう・・・
こんな写真をボスが見たら・・・？
おいおい、浜辺で横になってるんジャン！ 仕事しろ！
イイエ、大丈夫です。
現地のボスは日本人でも非常にインターナショナルなマインドをお持ちなので
ちっともお叱りは受けません。
翌年（多分）、以前にご紹介したとおり
サントロペ店を開店致しました。
（この旅行でついでに、モナコにも寄りまして
丁度、途中でカンヌ映画祭が開催されていた時期で、かなり豪華なホテルに宿泊して
忘れたけれど、映画も見ました。）
これなんて、夜のお出掛けリサーチは衣装が異なるので
２晩のディスコ通いです！
当時のファッションとステップの踏み方にご注目下さい。（笑える？）
このパンツのラッパ度が凄いですね、そしてエスパドゥリーユの高さ！ 今と同じです。
歴史は繰り返すと言う事でしょうか・・・
左の人、ジーンズの裾を織り上げてブーツを履いて 今再びのスタイルです。
さぁ、こんな視点で昔の写真を引っ張り出して見るのも
面白いものです。
またの機会をお愉しみに。