L'Equipe Suzuya No.4 | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

伊豆高原で暮らしていた頃、
大好きな番組「ファッション通信」をテレビ東京で欠かさず見ては
往時のパリの現場を懐かしく思い出していた。

1985年からスタートしたというこの番組は現在はBSで土曜日23時からの放送。

ランウェイを行く、モデル達の颯爽と歩く姿、フラッシュを浴びせるカメラマン、
最後にチョコっと挨拶するクリエーター達・・・そして、最前列で笑顔を見せるセレビリティー達。

なんとも、華やかな世界である。

まだ、この番組がスタートしていなかった1978年頃に年に2回開いたパリ鈴屋の
ショーの舞台裏の様子を撮った写真がこちら↓

右上 :当時鈴屋はプロモスティールと契約しており、クリスティーヌが担当の
     アタッシェ・ド・プレスである。


左上 :何と言う役職でしょう、営業補佐でしょうか 「サビーヌ」という名前の女子。
     プロフェッショナル用のユニフォームを扱っている店で私が見つけて着ていた
     白衣のジャケット(多分、レストランやホテルのギャルソンが着るタイプ)のを見て
     やたら気に入ったらしく、何枚も買い込んで着ていましたっけ・・・

     そうそう、後から登場するオランダ人のデザイナー・アッドゥもお気に入りで
     ベージュに染めたいと言うので彼の家に行って、バスタブにジャブジャブとコーヒーを入れて
     ジャケットを見事な色に染めた思い出が蘇って来ました。

     皆、お洒落にはお金を掛けずに、アイディアを駆使しエネルギッシュに愉しんでいました

    
 「蚤の市で見つけた服でコーディネイトし、掛かった費用が安くてお洒落な人を競う。」
     なんて、コンペも愉しんでいました。

     
    

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左下 : ショーの舞台裏です。
      再びデザイナーのジグー(本名はシャンタル) いつも真っ赤な口紅を付け
      かわいい着こなししていました。
 
      奥の小柄な女子は何と言ったっけ?  ニットのデザイナーとして
      暫く勤務していました。 (現地採用のデザイナーの入れ替えは早いのです。
      良い仕事をしなければ即契約解除が当たり前、本当にとんでもない人もいました!)

      自分もそうですが、女子も当時はタバコを吸うのが当たり前で
      処構わず吸ってました・・・(今から考えると、健康被害よりむしろ
      大事な布製品を扱う会社のスタッフとしては、非常識ではないですか・・・?)


右下 : ムッシュ・パドォルー 会計士さんのお宅へ私のアシスタントと鈴屋本社から来た
     総務のさっちゃんの3人がディナーに招待された時の模様です。

      奥様がアフリカの出身でいらして、お国料理をご馳走になったように思います。



       色々な国の人で携えあっていた当時の鈴屋でした!