L'Equipe Suzuya No.3 | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

さて、再び30数年前のパリの思い出に戻りましょう。

1977年のSuzuya Internathonal デフィレ(ファッション・ショー)を
終えたボスとデザイナーとスタッフそしてモデルさんがシャンパン片手にランウェイで憩っています。
「おつかれさま!」のイイ笑顔です。

 よくいうかいえ(Cahier)

中央左は営業のヒゲのオジサン(ムッシュ・ジャンジャック)とアシスタントの女性とStylistのSerge.
Edgar Quinet にあった焼き鳥屋はみんなの贔屓の店でした。

独りでランチに行き、いつもの焼き鳥7本定食を頼む時
私はデカチーズの塊を鶏で巻いた串焼きはくどいので他のものに
変えて貰うのだが、一人板前さんでオチャメな人がおり、
オーダーを通す時、必ずハイ、チーズ巻きばっかり7本ね。」と茶化して言って来て
うんざりさせられたものだ・・・

それにしても、焼き鳥定食 タップリでリーズナブル
 15フランだから1,000円程度だったんですね。

そして、贔屓の韓国レストランでは焼肉定食はやはり
15フラン程度でグラス・ワインも飲めました(昼からアルコール付でした!)
(トランジットのソウルで本場の焼肉が食べられなかったけれど、
日常的に焼肉ランチしていたんだった・・・)

中央右の写真はムッシュ・ジャンジャックのお宅でのランチ会。
この後、出掛けたニュー・ヨークで大変な事が起こったのです! 
(ニコニコと上機嫌ですが、さぁ仰天ものが控えています。後ほど・・・)



左下 1978年の夏は30度を超える猛暑でした!

当時のSuzuya Stylist達と「一つ目小僧」のデザイナーの山路 妙さん。
当時は、近くにスタッフと一緒にパリ滞在中でした。
素晴らしい才能の持ち主で、当時の鈴屋の外部契約筆頭デザイナーとして
参画しておられました。
(現在、どうしていらっしゃるでしょう。お会いしたいです!)

さて我々日本人は暑さの経験があるとはいえ
いつもと異なる湿度の高い暑さに辟易しています。
Edgar Quinet のカフェで冷たい物を注文したのでしょう。
勿論、パリジェンヌ達は力なく・・・折角のバッチリ・メイクが気になって仕方ない様子。


右下 さて、季節は替わって
街角に立つ仲良しスタッフ達を撮りました。
左から 売り子さんのノエル(鈴屋の服を着ています。優しかった!)
デザイナーのセルジュとジグー(いつもユニークなスタイルで可愛いキャラでした。)
モデリスト(パターンを起こす人)のモニクは常に冷静、怒ると怖い!

時代によってスタッフは入れ替わっていますが
特に仲良く一緒に過ごし、素敵な思い出の残るメンバーです。

アァ、本当に皆どうしているんだろう。
このブログを通して再び会う事は叶わないのだろうか・・・





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