充実の一日 その4 | よくいうかいえ ( Cahier)

よくいうかいえ ( Cahier)

古布リメイク作家のつれづれ日記

                雨の季節がやって来た。 それでも昨日のように落ち込みがちな日常に

                CoCoRoの栄養を補給しようと、都会での欲張り企画の再開である。

              

                随分前から気になっていおり、やっとタイミングと興味内容が合致したのは
 
                渋谷にある「たばこと塩の博物館」 である。

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                  明治維新には様々な工芸品を海外に輸出した。

                  象牙・貝を素材とした芝山細工や寄木細工の木工品・有田焼・薩摩焼・などの

                  陶磁器。

                  横浜港を中心として明治から昭和初期に掛けて海外へ輸出され

                  その優美さは大きな人気を集め、ジャポニズムという文化的流行を

                  起こすきっかけとなった。  という解説のあらまし。

                  
                   常設展として、「たばこと塩の博物館」の二つの物

                   まずは、塩 それも1,2トンの塊から・・・

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                   塩の結晶はまるで水晶の如く透明で美しい!

                   アクセサリーにしたら素敵なものが出来そう。


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                   お馴染みの塩田での塩の製法をジオラマで紹介されている。

                   ミュージアム・ショップでは世界各地の塩が売られている。

                   「ウユニ高地」の塩が欲しかったが、重いので次回にしよう。

                   以前TVで見て、満天の星が宇宙全体の如くに広がる映像を見てから

                   忘れられない憧れとなっている。

                   数年前に東欧旅行で購入した「ハルシュタットの塩」は甘味がある

                   ザラっとした味わい豊かな塩であった。

                   以来、塩に興味が湧いて来ている。

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                   こちらは昭和のたばこ屋さんの復元風景である。

                   スピーカーから流れるノスタルジックなたばこ屋のお姉さんの声。

                   まるで「3丁目の夕日」の一場面のようである。

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                  次は池袋へ移動して映画「ブラック・スワン」を見る。

                  うう~ん、ナタリー・ポートマンの演技に(バレーは吹き替え無しで

                  本人が踊りました!)興味があって、充分魅了されたが

                  なんともこわぁい程の情念と闘う(自分自身の解放が肝心だったと)さまが

                  この日の自身には少々重過ぎるテーマではあった。

                  しかし、ビジュアルとしての黒鳥は素晴らしく

                  衣装・メイクは大変ファッショナブルであった!

                  エンド・ロールでこれほど美しい表現はかつて見た事が無い。


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                 さて、本日のラスト・イベントは 池袋演芸場 での落語公演である。

                 入り口はこんな感じ、西口から直ぐのケンタッキーのそばにある

                 ビルの地下です。

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                   この文字(勘亭流)を見ると歌舞伎同様にCoCoRoが踊ります。

                   お囃子が聞こえてきて、期待が高まります。

                   地下への階段を下りると、こじんまりした演芸場があります。

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                   この日は林家錦平さんの会でした。

                   年季の入った活きのいいべらんめぇ調が心地よく

                   落ちまで一気に聞き惚れました。

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                   会場内は、お弁当やらお菓子やら食べながら観賞できます。

                   ただ、狭い会場なので落語家さんとの距離が近いので

                   はばかりはありました・・・ 事前に調べたら「ケンタッキーのチキンは

                   持ち込まない方がいい・・・」と、それはそうです。

                   暗い感じの映画の後で、すっかり気分は明るくなって、笑いの力の偉大さを

                   実感した次第です。

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                  この日のランチは、思い出して良かった! 博物館の真向かいにある

                  渋谷東武ホテル地下の、「つな八」 のてんぷら定食1,100円也。 

                  電力館での古布リメイク教室作品展を開催する際には必ず通った評判のお店です。

                  揚げたてのてんぷらがボリューム満点で運ばれます。

                  ご飯も美味しい、「どうぞごゆっくり。」という言葉が度々発せられ

                  お茶の入れ替えにも気配りが行き届いていて気持ちよい。

                  こういったふうにレベルが常に保たれている店は贔屓にしたくなります。

                  


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                 これは初めの揚げたてのてんぷらで、後から大きなあなごと搔き揚げが

                 参ります。

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                   この日は抜かりなく、クーポンを印刷して持参したので

                   サービスのてんぷらのアイスクリームを初賞味出来ました。

                   つい、慌てて喰らい付いてしまい、バニラの画像が撮れませんでした。

                   本来はバニラと抹茶の2個のてんぷらがサービスされたのです。

                   意外とアイスは溶けていないものでして、衣は冷たくなるが

                   まぁ、さっくり感は残らないまでも、餅もちした衣との相性は

                   程ほどに宜しかったです。


                   以上、昨日の鬱々としたブログはどうした? と言うほどの

                   お愉しみ尽くしを強行して来たのでした。








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