シドニーのレポートを続けている内に、なにやら胃もたれがしてきました。
読者の皆さんも食べ物の画像にうんざりだった事でしょう。
長々の お付き合い有難うございました。 (過去最高のアクセス数となりました。)
さて、春の天気は冬型に舞い戻ったような雨の朝。
大震災の影響による資材の納品遅れで仕事が立て込んでいた大工の棟梁が
2ヶ月ぶりに訪ねて来てくれた。
かれこれ半年近くを経ようとしている我が家であるが、未解決の部分が残っている。
それらの中で、最優先すべきは地震対策である。
自分でグッズを購入してきて設置したものもあるが、専門家に依頼したい仕事がある。
もし、このコーナー棚が倒れたら大変である。
小さな家は倒れた場合のスペースまで確保できていないのである。
そのまま、向かいのバス・ルームのアクリル壁を直撃する事になる。
重厚な桜財で出来たアンティークの棚を固定すべく 直角の止め具を
てっぺんに取り付けて貰った。
家具の下にはクッション材も挟んである。
あの日の揺れで、ガラス類は落下していたものの、床材がクッション性が
あったために、破損を免れたのである。
やっと、安心してパリで買い求めてきたアンティークのガラス食器と
亡き両親の結婚記念写真の額を置く事が出来るようになった。
今朝も揺れが起こった。 帰国してから初めての揺れの体感である。
あきやま幾代・古布リメイク 衣袷ーきぬあわせー HP→ http://kinuawase.com/