息子の名前は「逸可」 トーエル・ジム所属のバンタム級ボクサーである。
本日、13戦目の試合を初観戦した。
対戦相手はタイのフェザー級王者であり
いわゆる100戦練磨のベテラン・ファイターである。
ジャッジ1名は「ドロー」判定するも対2名の判定で
対戦相手の勝利となった。
こんな、パンチが入ったのだが・・・
親としては、大きなダメージを受けなかった事に安堵し
試合前の筋肉の痛みを抑えながらも、よく闘ったと思う。
試合前の緊張感と、あまりに事前に親として見るに絶えない状態を
想定していたし、幾つかの試合を見ているだけで
感極まってこみ上げてくるものがあり、目頭が熱くなったのだが
いざ、始まってみたら意外に冷静な目で見ている自分がいた。
保育園時代からお互いの子供の成長を見てきた友2人が
「怖い、怖い・・・」と心配してくれるものだから
返って、落ち着いていられたのかもしれない。
一度は試合をライブで見に行かねばならないと
覚悟を決めて見たからかもしれない。
30歳になった息子は、常にこれを最後にとの覚悟で
臨んでいるそうである。
そう、情熱を燃やせるものを持ち続けていく事は
とても大切で良い事だと思って健闘を称えよう。