お土産コーナーにも繭玉がいっぱい。お客さんもいっぱい!
さて、昼の部の続き。
「十六夜清心」
芸達者な菊五郎さんが清心の複雑に揺れ動く心を巧みに演じ分けていました。
対する時蔵さんの十六夜もしっとりと美しくて。
・・・・・・・・・・清心が、妙に迫力のある親分に見えるのは、わたしの気のせい。。。。( ̄∇ ̄ ;)よね。きっと。
髪型がオールバックに見える。。。
梅枝さんの恋塚求女が、みょーに
色っぽくて、癪で倒れた求女の胸を清心が抑えて介抱する場面が、こりはやばいシーンなんじゃないかと、勝手に一人ドキドキ。(^o^;
この演目も、演じる役者さんによって、雰囲気が大分変わりそうですね。
違う配役でも見てみたいなあ。
そして昼の部ラスト、「鷺娘」。
玉三郎さんはこの鷺娘を、もう500回以上踊ってらっしゃるそうです。
それだけに、舞台照明からなにから、全ての完成度がとても高い舞台。
この鷺娘、30分程度の舞踊ですが、長唄や踊りの構成や間奏の三味線までが本当にバランス良くて、飽きずに見ていられるので大好きです。![]()
生の舞台で拝見するのは二回目かな。
でも幕が開いた途端に舞台にぴいんと漲る緊張感は全く変わらず。
衣装の引き抜きやぶっかえりも、滞りなく気持ちの良いタイミングできまり、玉三郎さんの反りも美しかった~。
鷺娘はしばしばバレエの「瀕死の白鳥」と比較されることのある舞踊ですよね。
改めて見ていると、主題や情感が本当によく似てる。
歌舞伎とバレエの手法は全く違うのにね~。
鷺娘には引き抜きやぶっかえり、衣装の早替え、傘や手拭いの小道具など、歌舞伎の手法の代表格がふんだんに使われていながら、どこか他の歌舞伎舞踊とは異質な雰囲気も感じる。。。
これはでも、もしかしたら、演者が玉三郎さんだから、なのかも。
玉三郎さんは、鷺娘に限らずいつも、少し遠目の空中を見つめるような視線配りをするのだけど、あれは日本の舞踊と言うよりむしろ、西洋のバレエの視線に近いように思います。
実際、かつてバレエの舞台にも立たれていたこともあるそうだしね。
演目自体と演者の双方が、東洋と西洋のどちらもの要素を内在させているから、なのかな。
玉三郎さんの舞踊を見ていると、歌舞伎舞踊という枠を超えて、舞台が広がっていくような印象を受けます。
今回の鷺娘も、そんなことを思いながらじっくりと堪能してきました。![]()
