2010年4月30日 とうとう現歌舞伎座最後の日。
閉場式に行って参りました。
今月に入ってからは歌舞伎座の前、写真を撮る人やなんやら、日を追うごとに増える一方でしたが、当日はその混雑具合もMAX。
中に入るのも一苦労![]()
中に入っても凄い人!
この日は着物、スーツなど、盛装の方がとっても多い。
色々有名人もいるようだけど…いっぱい居すぎで私にはかえってわかんない~。(^_^;)
俳優、俳優の奥様方、そのお子様、は自然にその辺にいるし。
あと、いつもと明らかに違うのは報道関係者の多さ。
幕間にはインタビューを受けているお客さんも散見しました。
昼の部では舞妓さん、芸妓さんの姿も。
通りがかりの紳士の「どこから?」の問いに、「宮川町どす~
」。
えっ、この姿で京都から移動してきたのかな?!
最後の手締式の前に、45分の幕間がありました。
三月、四月の大歌舞伎が三部制になって、幕間時間が短く慌ただしい思いをしていたので、この長めの時間が嬉しい!
土産物巡りの見納めをすることができました。
でも目出鯛焼きはソッコーで売り切れ(-_-;)。
最後くらい家族にお土産にしたいなと思っておじさんに予約できるか聞いたのだけど、「あんこが足りなくて…」とのこと。残念。
目出鯛焼きのアツアツの美味しさは、ちゃんと私の心に留めておこう。
じゃあ喫茶店「櫓」にと思ったら、終日予約で一杯とのこと。。。
うーん、今まで利用したことが無かったので一度入ってみたかったのに。
これも残念。入れず仕舞いでした。
45分の幕間中、舞台ではスクリーンにかつて歌舞伎座で活躍された名優達の映像が披露されました。
直接舞台を拝見したことのない、でも名前だけは知っている名優の舞台風景。
渋くて重みがあって、こういう人々がいて、今の歌舞伎が繋がってきたんだ…と思うと胸が熱くなります。
十七代羽左衛門丈、三代目實川延若丈、二代目松緑丈、辰之助丈、梅幸丈、白鸚丈、比較的最近に世を去られた俳優が映ると客席から拍手と大向うがかかる。
多くの人々の心に今も、懐しく記憶に残っているんですね。
十七代勘三郎丈のときは一際大きな拍手と歓声、中村屋!!の声。
本当に愛されていた役者さんだったんだなあ。
そして最後は六代目歌右衛門丈。
これまでで最大の拍手が沸き起こり、歓声、どよめき、大成駒!!の声。
この観客の反応が、本や資料でどんな功績を残された人なのか知るよりもずっと、その役者の足跡を色濃く感じます。
歌舞伎は本当に長く長く、人々の心に寄り添ってきた伝統芸能なんですよね。
私もこの先20年、30年後になってもきっと、今舞台で活躍されている役者さん、それからこの歌舞伎座を心の中に忘れずに残しておこう。
そういえば歌右衛門丈はこの歌舞伎座を本当に愛していらして、”私の目の黒い内には建替えたりさせない”と言ったという逸話を耳にしたことがありますけども。
もしかしたら今、この空間にいらっしゃるのかな、と思ったら涙が溢れて止まらなくなりました。
(続く)






になれるんだとか。