広場にたどり着くと

雪に埋もれて、横たわる

スノーの姿が!!


エミリーは冷たくなった

その身体を優しく抱きあげると


"お願い!!トム!早く

私の願い事を叶えて!"


トムは精一杯の星に願いを込めて

祈りながら魔法をかけます。




温かな空気に包まれて

スノーのまぶたは

ゆっくりと開いていきます。


"やぁ…。トム、また会えたね"


そう静かにスノーが言うと


"スノー!約束どうりに

ボクは戻って来たよ!"


トムは涙が止まりませんでした。


"あなた、スノーっていうのね。

素敵な名前ね…。

さぁ、スノー私のお家に

帰りましょう!"





エミリーはスノーと一緒に

家に帰りつき

今まであった事を

全て話しをしました。


"もちろんよ!

一緒に暮らしましょ!

スノー宜しくね"


そうエミリーのお母さんが言うと


エミリーは嬉しそうな笑顔で


"2人の願い事を、こんな素敵な魔法で

トムは叶えてくれたのよ!"


"トム…?"


不思議そうにお母さんは

エミリーに問いかけます。


そうして、2人の願い事を叶えたトムは

妖精の国に帰って行きます。


"実はね、お母さんも

あなたくらいの年の頃に

妖精の子と出会った事があるの。

その子は赤いリボンを付けた

可愛らしい女の子だったわ!"





妖精の国に帰ったトムは

少し元気のない様子です。


そんな様子を見て、マーガレットは

トムに言いました。


"トム、分かってますね。

だだし…今回は

エミリーの願い事でもありました。

みんな良く頑張りましたね。

でも、これからは

自分から先に願い事を

言ってはいけませんよ"





お互いを思いやるという


素敵な魔法✨✨



✨星の下の小さな夜✨


今夜、あなたの街にも

ひょっこりトムが姿を

現すかも?!しれませんねニコニコニコニコ






💞








 ニャハ照れ爆笑ルンルン