祭壇に飾られていた遺影だけど、イキイキしている表情で生前の人柄の良さが滲み出ていました。
義父は事故での突然死だったので、嫁さんが葬儀の段取りとかを仕切っていてバタバタのはずだったのに、よくもまあ遺影の顔写真をすぐに用意できたもんだなあと感心していたんだよ。
で、お通夜の最中に義母が僕のところにやってきて、
「遺影の写真、いい顔してるでしょ」
「あの写真は◯◯ちゃん(俺)と△△ちゃん(嫁)の結婚式の時の写真なのよ」
「もしも俺が死んだら、葬式で飾る写真はこの写真にしてくれって言っていたのよ」
嫁さんの家系は兄弟家族がたくさんいて、思い出の記念写真もいっぱいあるはずなのに、25年も前の、しかも俺と嫁さんの結婚式の写真を選んでくれるなんて。。
そこまで思っていてくれていたことに感動して、俺号泣😭😭。
俺こそ義父孝行できていなかったから悔いしかありません。
26年前、嫁さんとの結婚を許してもらうべく、嫁さんの実家に出向き、「△△さん(嫁)と結婚させてください」と申し出た時、お義父さんは「◯◯くんなら大丈夫」と二つ返事してもらえたんだ。
嫁さんを幸せにしますというお義父さんとの約束が果たせたか聞くことができずにお別れしたことが悔しくて悔しくて。。
ありがとうお義父さん。
これからの時間も家族を大事に過ごします。
そういえば、用意を始めたエンディングノートには遺産(たいしてないけど)相続のことばかり書いていることを反省😔
人生で関わった方々への感謝も書き綴るようにしよう。