最近 SANSUIのアンプを修理していない・・・ | 古いオーディオたち と 写真

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◆悪意を感じる方の訪問、コメントは、遠慮下さい。
トラブル回避の為 スルー致しますのでご了承下さい。

市内近郊のH.O.のジャンク品を漁っていても

なかなか Sansui AU-707とAU-D507 には出会えません

ヤフオクでも あまり外観がきれいなモノも多くなく

フロントパネルに傷があるものは レストアの意欲も湧きません

 

この2つのモデル 過去に数十台手がけましたが

一番修理工程を楽しめるモデルで 出来上がりの音も好きです

入手出来れば楽しめるのに・・・・最近は残念。。。

 

 

 

この時代のSansuiのプリメインアンプ

ほどんどの方は AU-907とかの9番台モデルを好みます

9番台モデルは構造も複雑で パーツ密集で放熱性も悪く

熱によるパーツ劣化もかなり進んでいるモノが多く

修理に手間がかかる割には 音がねェー・・・・

 

当時

オーディオ雑誌やオーディオ評論家が当時絶賛していた

9番台モデル・・・

高い金を払って買う最上級モデル

雑誌や評論家の高評価 や 豪華さ や 重さ・・・

 

当時のショップでは

7番台を聞かせてから 9番台を聞かせ

雑誌を見せたり 巧みなセールストークで

マインドコントロール

結果的に 9番台を選択させる手法を普通に用いられていました

そのように実際に 実機を聴き比べして選んだ人も多いはずです

 

購入後

自宅に配達され聴いた時 最上位機種購入の満足感の裏で「あれ?」と思った方も少なからずいたはずです

それは・・・・

ショップの視聴室ってスピーカーが何本もあって 

駆動していないスピーカーも共振しています

その効果で スピーカー1セットよりも聞こえが良くなっています

また

駆動するスピーカーをある程度の高出力でないと 鳴らしにくいJBL4312などに接続しておけば 9番台は7番台より表現力が良く聞こえてきます

 

ショップだって 高いアンプやスピーカーを売りたい

だから 専門雑誌とかも見せてその気にさせる!

(販売側の友人も多かったので色々聞いてました・・・)

 

オーディオって趣味ですので

好みという事は言うまでもありません

自己満足の世界という事否定できませんし

宗教的な要素も十分もっている趣味です

 

私自身も 

メーカーと販売店戦略で 総額数千万円投資した者です

 

怖いですね ハメられるって!

 

真実は 自分の耳を信じる事 です!