The安中貨物 | ゆうづるのブログ

The安中貨物

こんばんは。ゆうづるです。

 

今日は通称「安中貨物」を取り上げてみたいと思います。

 

安中貨物とは福島県にある東邦亜鉛の小名浜製錬所から群馬県の安中製錬所の間をほぼ毎日往復している貨物列車のことを指します。

小名浜から安中まで亜鉛精鉱(亜鉛の原石ですね)をトラ25000で、一次産品の亜鉛焼鉱をタキ1200で運んでいます。

帰りの安中から小名浜までは荷はなく空で貨車を回送しています。

事業所が定期修繕などで操業を停止することが年に何回かあり、その時は長期運休か荷がほとんどない(貨車数両)状態になりますが、操業中はタキが最大12両、トキが最大6両の18両編成で走り、それは壮観な貨物列車になります。

 

この列車の歴史は古く、1969年より運行を開始しました。

小名浜からのルートは福島臨港鉄道~常磐線~水戸線~両毛線~信越線というルートで設定されましたが、2008年より水戸線~両毛線ルートの貨物列車廃止に伴い、安中行が常磐線~東北線~高崎線~信越線というルートに、小名浜行が信越線~高崎線~東北線~武蔵野線~常磐線というルートに変更されました。特に安中行は午後のゴールデンタイムに都心を走り抜けるという大変面白い被写体でしたが、2015年からは安中行も武蔵野線経由となってしまいました。

 

と、講釈はこれくらいにして安中貨物コレクションをどうぞ。1983年から2020年の間に撮った写真たちです。

機関車も貨車も時代の流れで代わっていきますが、御笑覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真多めですみません…

 

それではまた。