昨夜、台風が急いで通過していきました。
我が家の近所ではほとんど被害もなくありがたい事です。
しかしながら、
相変わらずあばら家で朝までビュービュー・バコバコと
一晩中賑やかで私は個人的に被害を受け寝不足でございます。。。
今日は、
先代の妹わんこ「ぷりん」のことを少し書こうと思います。
かなり長いのでお時間ある時に見てください。
実は、ぷりんの命日は７月２７日。。
ずっとぷりんの命日に合わせて書こうと思っていたのだけど
１６年間一緒に過ごした彼女の事を、
一つの記事にまとめるのは難しく。。。
書いては保存、書き直しては消して…。
結局、まったくまとまらず書けませんでした。
そんなこんなで、２ヶ月以上過ぎてしまいました (-"-;A
今回は、
最愛の妹ぷりんの最後を少しだけ書こうかと思います。
命ある者必ず「最後」がきます。
人間にも犬や猫、鳥、カメ、うさぎ、金魚もカブトムシも
みんなみんな等しく一つの命、限られた時間。
ぷりんはシェルティーの女の子。
２７年前の１２月１５日（ぐらいだったと。。）にやってきました。
お尻がぷりぷり大きくて、お尻を振って歩くので「ぷりん」
賢くて、大人しくて、可愛くて、忠実で、おちゃめで～
私にとって妹というより、お姉ちゃんみたいな存在。
我が家に来てすぐの頃のぷりん
１６歳の春、突然夜中に鳴きわめき暴れ出したぷりん
一回、そんなこともあったけど一緒に寝てなだめたら治まった。
でも、その時はまったく違い目が血走り気が狂ったように手足をばたつかせ…
夜中だったけど動物病院に電話して緊急で診てもらいました。
応急処置だけで、後日先生に言われた言葉今でも忘れません。
先生曰く
痴呆と癲癇とヘルニアによる下半身麻痺。
二度と歩けない。
もう高齢で癲癇を繰り返すといつ死ぬかわからない。
痴呆により、昼夜問わず鳴きあばれるかも。
暴れるのは、歩けない現実を受け入れられなくて
手足をばたつかせるのだとか。。
その現実に目が点になる私と母。
先生が言った言葉、今でも忘れない言葉
あと、どれだけ生きるかわかりません。
一週間かもしれない、一年かもしれない、もっとかも
大変ですよ、ずっと介護しなければいけません
安楽死
という選択もあります。
「安楽死」？？？？？？
はぁ～？？？
私はその言葉で思考がストップ
なんでぷりんを安楽死させなきゃいかんの？？
その場は、即決で断り連れて帰りました。
その時に、先生が
「本当に大変ですよ、覚悟してくださいね」と
この姿見まだ使ってますよ ＾＾ 物持ちいいでしょ～
その意味がすぐわかりました。
本当に大変でした。
犬の介護を経験された方はわかると思いますが、
昼夜とわず暴れる鳴くの繰り返し。
上半身は起こせるので、意識のはっきりしている時に
ご飯を食べさせ、トイレに行けないのでおむつをして
毎朝べとべとにうんちで汚れたお尻を洗ってから仕事へ行きました。
その頃母は居酒屋をやってたので
昼間は母が見て、私が夜付き添って。
毎日寝不足で仕事へ行きました。
精神安定剤を飲ませる事も多くなり
いつもぼぉー、っとしているぷりん。
切なくて切なくて、何度も泣いたことあります。
時折正気に戻ることもあり、
そういう時は、思いっきり甘えてくるぷりん
子供に返ったようにはしゃぐぷりん。
どうして、安楽死なんて選択ができるか。。
お散歩大好きだったのに歩けない。
お部屋を行ったり来たりすることもできない。。
身体をぬれタオルで拭いてあげると
すごくうれしそうに鼻をならして喜んで
寝返りも打てないので、時折向きを変えてあげて
まるで赤ちゃんに返ってしまったようでした。
寝たきりになってなんとか一度だけお散歩に連れ出しました。
逝ってしまう、１ヶ月前ぐらいだと
田園風景の綺麗な小川の土手に毛布を引いて
ぷりんに外の空気をいっぱい吸わせてあげました
最後のお散歩だったね。。
嬉しそうに鼻を鳴らしてクンクン風のにおいを嗅いでた
虚ろだった瞳も澄んで嬉しそうに笑ってました
最後のお散歩でした
だんだん、衰弱してきてご飯もほとんど食べなくなり
癲癇の発作もよく起こるようになりました
その頃、唯一食べてくれたのが、卵豆腐
おいしそうに食べるぷりんが愛おしかった
もうそんなに長くないなぁ、そう思った夜
卵豆腐が１つしかなくて明日買いに行くから我慢してね！
かなり拗ねてて、もっと欲しい！！って。。
でも、夜で買いに行けずそのまま寝かしつけました
翌日、ぐったりで目も虚ろ
卵豆腐買ってきたのに口もつけない…
母と今夜峠かもね。。
昨夜あちこち探して買ってくればよかった
卵豆腐、お腹いっぱい食べさせてあげればよかった…
夜９時過ぎぐらい
母が珍しく早く帰ってきて二人で徹夜のつもりでした
ぷりんを囲んでテレビを見てて
私が部屋に一度戻ろうとして居間をでようとした瞬間
振り返ると、ぷりんが痙攣してる
手足は硬直し口を開け目は見開き…
慌ててぷりんに飛びつき
「ぷりん！ぷりん！おねえちゃんだよ、聞こえる！！」
何度も何度も叫んだ
大きく痙攣して、そして、
そのまま逝っちゃいました
私の声が聞こえたのか、聞こえなかったのか…
二度と、その身体は動くことはありませんでした
寝たきりになって三カ月
私と母が介護に疲れ果てたちょうどそんな頃でした
ぷりんは最後まで優しいね～
これ以上、迷惑かけないように逝っちゃったのかなぁ
本当にね、いい子だった
でもわたしは１６年、
ずっとぷりんに優しくできたわけではなく
後悔ばかりでした。
でも、最後のその時までぷりんを看取る事ができた
最後の私の言葉が届いたかはわかりません。
でも、私と母とずっと一緒に過ごしてきました。
看取る覚悟
それがなければ動物と一緒に暮らす資格はありません。
犬猫、鳥もカメも金魚もカブトムシだってみんな一緒。
その子が最後のその一呼吸を吸い終わり
現生に別れをするその時まで一緒に過ごす覚悟。
よく見かけるセンターで飼い主を待つ犬や猫
病気の子、年老いた子、身体の不自由な子
どうしてその子の最後の時まで一緒にいてあげないのかな
ぷりんにはできなかったけど
安楽死、ってありだと思う。
お金や時間やどうしても看れない理由があるならありだと。
あんな寒くて冷たくてさみしい所で一人最後を迎えるぐらいなら
知らない場所に捨てられて不安の中一人最後を迎えるぐらいなら
一緒に過ごした家族が見守る中で一足先に逝かせてあげるのも愛情だと思う。
ぷりんに出会い
ぷりんと過ごし
幸せをいっぱいもらいました
命と共に生きる
人間と一緒で病気にもなり老いもするし、必ず死ぬ
可愛い時ばかりじゃない
ぷりん
かわいくて賢くて健気で優しくて
ぷりんはちゃんと大切な贈り物を残して逝ってくれました
ありがとね (*ﾟｰﾟ*)
１１年経った今でも時折悲しく泣きそうになるけど
ぷりんの贈り物は大切に大切に育ててます
きっと、ぷりんを最後まで看取らなければ
金太郎とは出会えなかったと思うの
そうそう、
金太郎、８月で１１歳になりました
ぷりんの繋いでくれた大切な大切な命 (^O^)
また、金太郎の事も書きますね (°∀°)b
誕生月当に過ぎてる…
全然追いついてないじゃん (-"-;Aﾏｽﾞｲ
弟君 
ぷりんが繋いでくれたご縁
金太郎くん
金太郎くん
あなたに会えてしあわせです (*^.^*)
長い長い思い出話にお付き合いくださり
ありがとうございます （‐＾▽＾‐）
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リンク集 （信頼できるブロ友さんからの情報です！)
★ 「ついにオンラインショップが始まりました！」滝川クリステルさんの想いが込められたチャリティーアクセサリー http://urx.nu/cMuf
★ 『米 FBIが動物虐待事件を人間に対する事件と同様に捜査対象として扱う決定』 http://amba.to/1soTJNn
★ 『子象の涙』 http://ameblo.jp/momokohime7/entry-11938178281.html
★ 動画『ﾍﾟｯﾄｼｮｯﾌﾟにいくまえに』 http://www.youtube.com/watch?v=poBCib-_bUw」
１０月も被災地の給餌活動に行かれます。
ｎａｔｓｕｍｉｎｔ さん
