行く機会の少ない旧六合村(くにむら、現中之条町)まで仕事で行くことに。
その途中で、廃線跡が整備されている旧太子駅(おおしえき)に立ち寄りました。
太子駅は、長野原線の長野原駅(現在の吾妻線長野原草津口駅)から鉱石輸送の専用線として開業。
国鉄へ移管され、旅客営業が始まるものの10年足らずで営業休止。
翌1971年に長野原線が吾妻線に改称された直後に廃止されました。
廃止されてから、もう半世紀以上経ちます。ほぼ自分の年齢と同じ(^^ゞ
ということで、
国道292号線を走っていると突然現れるヘリポートを兼ねた駐車場に車を止め、見学していきます。
駐車場から駅跡を見下ろす。
廃墟のようです!
駐車場から下りる階段途中から遺構のホッパー
復元駅舎
駅舎内で入館料200円払って見学。
平日でしたが、他に見学者が数名いました。
窓口脇にあった、旅客営業時代の普通運賃表。
駅舎内の展示物
ちょっとした資料館になっています。
パンフレット(上)、入場券(下)
ホッパー前の説明版
線路が敷かれて整備されたホーム
駅名標
ヨ6720(車掌車)
貨車内を見学できます。
大井川鐡道から譲渡された貨車(Cワフ3、Cワフ2)
三池炭鉱専用鉄道からの貨車(ハト37、ハト152)
同じく、三池炭鉱専用鉄道からのモーターカー
その他に、大井川鐡道からのト2710や、ひたちなか海浜鉄道からの貨車もあります。
ホーム先端から上り方面
ホッパー内は立ち入り禁止だったので、退館後に駐車場へ戻る階段からホッパー内を撮影
そろそろ仕事に戻らないといけない時間となりました。
他にも廃線跡が道路になっていたり、長野原草津口駅近くに、現在の吾妻線と並んで旧太子支線の朽ちかけた鉄橋が残っていますが、車窓から眺めるだけ。
僅かですが、いい息抜きができました。