手術当日 入院2日目② | 子宮筋腫の治療と手術の記録

子宮筋腫の治療と手術の記録

多発性子宮筋腫を腹腔鏡手術しました。手術に至るまでの経過とその後をつづっておこうと思いブログを作りました。

手術室に入り、手術台へ自力で移る。
あー、手術室だなー、とライトを見上げて思う。
点滴で麻酔が入り、マスクをしたらすぐにおやすみなさい。

次の記憶は、先生や看護師さんに話しかけられて朦朧としたまま薄目を開けたこと。
なんか話しかけられて、聞こえてはいるけど反応ができない。

2、3人に矢継ぎ早に話しかけられても、声も普通に出せない。
やっと言ったことは「手が痺れる...」
看護師さんや先生が、エッ!

点滴をしていた左手が痺れていて、気持ち悪かったんです。
看護師さんが点滴やり直してくれたけど、少し面倒くさそうな気配を感じる。
それでもやってもらわないと、私は動けないし出来ないし。

気になることないかと気かれたので
「お腹痛い。」と言ったら
生理痛みたいな感じ?と聞かれたので頷いた。
あー、というリアクションに、これは仕方ないのかと思った。

手術室から病室に運ばれてるあたりは覚えてない。
病室で、付き添ってくれたおばちゃんが視界に入ったけど、朦朧として反応できなかった。
その後おばちゃんは帰り、母はそばについててくれた。

そのうちマスクをしていることが、息苦しくなってきた。
母がそんな私に気付いて、看護師さんを呼んでくれた。
マスクを外してもらい、ボヤけた視界の中で母を見る。

そばにいても何もしてやれないから帰るよと言い何かそばに置いてほしいものは?と聞かれた。
携帯とボタン。と、ほとんど口パクみたいな感じで伝えた。

また明日来るから、ゆっくり寝なさいと言って帰っていった。
私は頷いて、また眠った。

色々と手術について調べてる時に、術後の夜が長いという感想を書いている方が多かった。
すごく時間が経った気がしても、そうでもなかったりというのを読んでいた。

時間を見るために携帯をそばに置いてもらったけど、できるだけ見ないようにしていた。
ガッカリするのが嫌だったから。

柵につかまりながら、寝返りをうってやり過ごした。
お腹がだんだん痛くなってきた。
でも、切って縫ってとやってるんだから仕方ないだろうと耐えていた。

うつらうつらとしながら、お腹の痛みを耐えていた。
でも、これ以上痛くなったら看護師さんを呼ぼうと思った。
この時、初めて携帯を見たら午前3時過ぎ。
思ってたより時間が経っていてホッとした。
寝返りをうちながら、朝が来るのを待っていた。

そのうち、お腹の痛みが便意を催す感じになってきた。
これはマズい。呼ぼうと、ナースコールのボタンを押した。

看護師さんに、便が出そうなお腹の痛さと伝えた。トイレ行ってみますか?と聞かれたので頷く。
血圧測ってからね。と言って車椅子とともに戻ってきた。

血圧は大丈夫そうだったみたいで、ベッドを起こしてもらい上体が起き上がる。
お腹痛い。
ガスかもしれないけどね、と言われるがそんな負け戦はできない。
ここで負けたら、ヒドイ目に遭うのは私だけじゃないんですよ。
看護師さん、あなたが一番タイヘンな思いするんですよ。と、心の中で呟いてた。

ボーッとしてるけど、ゆっくり動けば歩けそうな気がした。
でも術後初めてだから、急にフラついて倒れるといけないから車椅子に乗ってと言われた。
トイレに連れて行ってもらい、便座に座った。

無事に移動できたので、あとは終わるまで放置してもらうことに。
終わったら呼出ボタン押すから大丈夫と伝える。
ふと見たお腹がパンパンになっていて、エッと思ったが、次の瞬間にはビックリするくらい出た。

ウォシュレットを使い自分で出来るだけ始末したけど、ちゃんと拭けているかわからず。
出たものごと異常ないか確認してもらおうと思い、呼出。

お尻も拭いてもらい、オシッコの管も入っているのでT字帯も整えてもらってからベッドに戻った。手をちゃんと洗えなかったので、ウェットティッシュを取ってもらい拭いた。

看護師さんが、もう水分とっていいよと言ってくれたので、冷蔵庫からポカリを出してもらって飲んだ。

ずっと点滴で水分は補給されていたので、すごく喉が渇いたという感じはしてませんでした。
それでも口から普通に飲めることが嬉しかった。
丸一日も経過してないんだけどね。

お腹の痛みが落ち着いて、携帯みたら4:30くらいだった。
そういえば、左手にしていた点滴は右手の甲になっていた。
やっぱり右手なのか。
少し不便だな、と思いつつも疲れて眠った。