着付け教室の問屋さんのお招きで「メーカーきもの直販会」に寄せて頂きました。

 

阿波藍を100%使った天然藍灰汁染め反物を見せて頂き、新たな世界を知ることができました。

 

藍染めの原料には二種の花があり、紅い花は木綿や麻を染めるためのもの。

希少なのが絹を染めるための「白い花」。

 

戦中の贅沢禁止の取り締まりから、徳島の藍師「佐藤家」が種を守り通し、現在二十代目です。

 

見せて頂いたサンプルは、藍の葉はお茶っ葉のよう。乾燥と発酵を繰り返して得られる「すくも」は、染料というより鉱物のようでした。

  

染めは京都山科の染め工房で行われています。本藍染雅織工房

藍染は、「すくも」に灰汁、ふすま、日本酒などを加えて液状に戻して行う、発酵技術で行います。

 

三十回浸染と洗いを繰り返し、色合いが微妙に異なる藍染の反物が出来上がるのだそう。

すくも作りと同様、染めの作業も職人の手作業で、機械化されていません。

 

故に驚くほど高価なこの反物を、巻いて着装して頂きました。

 

↓着装と言えど、本当に着ているようでしょう

 

↓ランキングに参加しています。ポチッと応援お願いします

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ

にほんブログ村