3Dプリンターは、ものづくり・工業界だけでなく、医療にも革命を起こしつつあります。

 

そもそも3Dプリンターって何なのでしょう? 

私が初めて見た時の印象は、「インクジェットプリンターの三次元版だ」です。

 

家庭用パソコンのプリンターのほとんどはインクジェットタイプだと思いますが、カートリッジに入っている粉を吹き付けて、紙に印字しています。

この粉の材料を変えて、層を塗り重ねていって三次元形状にしていくのが3Dプリンターです。

 

日常的に使っているプラスチック製品を例に取ると。

大量生産の工法はというと、「型」内に溶かしたプラスチック樹脂を充填して、冷やして固めてから、取り出します。

鯛焼きみたいなイメージです。

 

一方3Dプリンターは、「型」を必要としません。材料を「ふきつけ」て「重ねる」ことにより、立体構造が形成できます。同じくお菓子に例えれば、バームクーヘンみたいな感じ。

 

バイオ材料を3Dプリンターで立体化していくと、生体臓器も作れそうになってきています。

日経メディカルに関連記事 「再生医療はここまで来た!」を読んで、もう少し調べてみました。

バイオベンチャー企業のサイフューズのHP→ Cyfuse で、分かりやすく説明してあることが分かりました。

 

現状は、骨、血管、肝臓と再生力の強い臓器が対象になっているようです。

 

肺については、II型肺胞上皮細胞に幹細胞的な性質があること、またこれを立体培養する研究に成功している機関もあるので、→「ipsと臓器移植」

バイオ3Dプリンターで作られる日も、案外早く(10年後くらい?)やってくるかもしれません。 

 

 

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