70年超の歴史ある整体 身体均整法 を学ぶ
いよいよ8月から学園説明会が始まります
どうぞお気軽にお申し込みください
東京校 2022年開講 土日クラス🌞
【解剖生理学(5)】 前半の講義の様子です
講師は麻酔科の現役医師
伊藤 樹史(いとう たつし)先生
東京医科大学名誉教授
日本良導絡自律神経学会会長
東京校は、痛みのスペシャリストである伊藤先生が、痛みを中心とした解剖生理学の解説をしてくださってます。
前回の解剖生理学の講義はこちら
救急法は勇気と自信をもって
伊藤先生の専門である麻酔学は、蘇生学でもあります。
救急蘇生法 は、大切な人が何とかなったらどうにかしたい という自然な思いから始まっています。
蘇生はそこにいた人の能力でしか措置ができません。
人里離れた海岸で、自分しかおらず、AED や気管内挿管の道具がないとき。自分が知っている技を何とか使ってやるしかないのです。
蘇生を受ける人にとっては、一回だけのチャンス なのです。
下手だからという評価は下すことはありません。責任を取れということは発生しません。勇気と自信をもって、まず自分たちでやる
蘇生の基本となるのは心肺蘇生です。
心マッサージ(心臓マッサージ)は一人で 10分もやったらへばってしまいます。
肺が呼吸していない限り、酸素を取り込むことができないので、まずは呼吸が大切です。
のどに異物を詰まらせた人 は、心マッサージでは助からないので、背部叩打法 や ハイムリック法 (腹部突き上げ法)を行います。
自分が異物で呼吸ができなくなった場合は、胸を強打させながら吐き出します。
(身体均整法学園では、「救急操縦法」の初回に赤十字の救急法基礎講習があります。)
AED がどこにあるか、スマホを開いたら分かるようにしてほしい
とおっしゃる伊藤先生。
身体均整法学園にも AED があります
講義前日に想像もつかない事件があり、いつどこでだれが救急蘇生法を必要とするか、だれもが考えさせられた講義となりました。
2022A 助講師 久留