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近代主義が台頭するに従って

神の存在を胡散臭く感じる人が

増えてきました。

しかし神の存在を無視すると

人と人との繋がりを超越的な力で

保障する存在がなくなってしまうので

社会はバラバラになってしまいます。

現代社会は正にその状態です。

神の不在を謳い、

自己実現、自己責任などと

声高に喧伝してはいますが、

それは高学歴偏重礼讃と

自分さえ良ければいいという利己主義を

体良く言い換えたに過ぎません。

結局、他人がどうなろうが関係ない。

自分だけ良ければいい。

それが今の社会の悲しい現実です。

しかし、抗う事の出来ない

東日本大震災のような自然災害が

頻発するようになり、

そのような排他的社会の在り方に

疑問を呈する人が増えてきました。

神を無視して自分の事だけ

考えてきた現代人が、

再び隣人との共生、

自然との融和を考え始めたのは

よかったと思います。

共生、互助、互恵社会では、

不正は起こり難いのです。

詩篇のみことばを思い出します。

最後にその詩篇のみことばを

紹介します。

「愚か者は心の中で

『神はいない。』と言っている。

彼らは腐っており、

忌まわしい不正を行なっている。」

(詩篇53:1 新改訳)

クリスチャンであっても

その生き様は排他的である人も

いるかもしれません。

もしそうであれば悔い改めが

必要かもしれませんね。