お互いに切磋琢磨できる人間関係が
望ましいという事は誰でも同意するでしょう。
それが仲のいい友人なら
言うことなしでしょう。
しかし現実はもたれ合ったり
傷口を舐め合うような関係に陥りがちです。
そしてお互いに相手のことをあまり
よく思っていないケースも多いようです。
友人にもたれかかって悩みを解決しようと
しても上手くいく可能性は低いでしょう。
と言うのも悩みを抱えて誰かと話をする場合、
その悩んでいる人は聞きたい答えを
心のうちにあらかじめ秘めていて、
それを言ってもらうのをただひたすら
待っている場合がほとんどです。
つまり相手の助言など聞く気ははじめから
ないのです。
そんな事が頻繁にあると会いたくなくなって
当然です。
ですから旧約聖書の箴言25章17節に
「隣人の家に、足しげく通うな。
彼があなたに飽きて、
あなたを憎むことがないようにせよ。」
(箴言 25:17 新改訳)
友人は大切なものです。
しかし友人は依存する対象ではありません。
友人とは、その友人のために
自分の持てるものを喜んで使い、
時には犠牲を払うことをも喜べる関係です。
あなたはそんな友人がいますか?
まずはあなたが周りの人に対して
そんな友人になってあげてください。