Boy◇Seven
『…離して。』
『……。』
『…あたしの事,迷惑なんでしょ?なら,離してよ』『あぁ,お前なんか迷惑,邪魔なんだよ。』
そう言って琉伊は図書室を出て言った。
その場に崩れるあたし。
本当は,どこかで期待していた。
邪魔とか言っても,好きとか言ってくれるんじゃないかって。
だけど,やっぱりあたしは琉伊にとって邪魔な存在でしかなかったんだ。
あたしは,何を間違えたのだろう。
琉伊の気に障る事をした?噂を否定しなかった事?
…きっと。
琉伊に恋した事を間違えたんだ。
そしたら今頃,友達でいれたのかもしれない。
どうしても諦めたくなくて。
いつか絶対叶うと信じていた恋。
だけどもう。
終わりにしよう。
もう,忘れよう。
あたし達はもう。
友達ですらないのだから。
ただのクラスメイト。
それだけだから。
さよらな,あたしの初恋。
さよなら,大好きな人。
大好きだった。
誰よりも近くにいたかった。
大嫌いになった。
近寄りたくもない。
……嘘。
本当は…もっと恋をしていたかった。
あたしは,1人図書室でいつまでも涙を流していた。