【このblogは、分かりやすくイメージ画像をつけて、龍神様との日常生活を綴っています】
ここ最近、色々な意味で追い詰められていた俺。
チャンスはドカドカ来るのに、いつの間にか追い込まれて八方塞がりにされてしまう。
一度は、病んで精神崩壊する寸前まで追い詰められてしまった。
何もかもが無意味に感じて…生きていることすら虚無感に。
そんな中、ふと絶命が頭をよぎる度に5桁のゾロ目を連続で見たり、とある人名を幾度となく見聞きした。
それは名前や愛称を文字として見る時もあれば、有線のCMやキャラクターの台詞として聞くこともあった。
挙句の果てには、何日も夢にまで出てきて頭を撫でてくれたりした。
相変わらずだな…
先々週、とあるレッスンの会場まで入ったものの、涙が止まらなくなってレッスンどころではなく欠席する羽目になる事態。
翌日、ふと思い出したのは神子の師匠の事だった。
そして、「話を聞いて欲しい」とLINEを送った瞬間に、もう一つ思い出したこともあった。
『あ…そういえば…忘れてた…
(−_−;)』
その夜、LINE通話で師匠と奥様に最近の話を聞いてもらって、やっと精神的にも落ち着いた時に師匠に言われた。
師匠:最近、サボって何もしなかったでしょ?
サイちゃんは人間じゃないんだし、吸引力の変わらないダ○ソン級に色々と吸っていくんだから、そのままにしてたら潰れるに決ってるでしょうよ?
アタシが教えている子達、皆そうなんだけどさ。
自分の防御の仕方を知ってるのに、すぐサボるんだから。
サボったら判るんだからね!
とにかく早く、その忌み地から出といでな。
じゃなきゃ本当に詰んでしまうよ。
せっかく助けた命なんだからさ。
大事にしてもらわないと困るわな。
そう…俺が忘れていた事というのは、防御壁を張るのを忘れていたこと。
過去世の異類婚姻譚で、人間ではなくなってしまい、魂魄が天界側になっているのに何の防御もせず、むき出しの無防備の状態だったのですわ。
吉報の前兆ともいえる家電が壊れ始めてからというもの、チャンスは確かにくる。
その代わり、経済的にはドンドン追い込まれていく。
先日は自家用車の調子も悪くなり、危うく壊れるところだった。
この突然の重なる出費の連続に、ついに米が買えない事態にまで悪化!
仕事上、生活のライフラインでもある光熱費と回線を優先しないと出来ない仕事やレッスンすら通えなくなる。
残りの半月、断食を覚悟する。
若い頃に人に騙され、ホームレスの一歩手前の貧乏どん底経験をしたこともあり、板チョコのひとマスでも水があれば人間は2か月は生き延びられる事を知っている。
最悪、その方法でしのぐか…
何てことを考えながら、お風呂に浸かっていると息子のチビ龍ちゃんが入ってきました。
チビ龍♂:新しいお風呂だぁ♪
ママ、ザバ~ンってしても良い?
俺:ザバ~ンはダメだよ
チビ龍:じゃ、静かにスイスイ~ってするね♪
俺:『結局、泳ぐんか…(;'∀')』
白龍旦那:…ほう…今日は湯を入れなおしたのか…
何処からともなく聞こえたかと思ったら、いつの間にか風呂にいる白龍の旦那。
白龍旦那:たまには、こうして湯につかるのも悪くない
( -`ω-)ウム!
俺:…あの…体に巻きるかれると動きにくいんですが…
(;´・ω・)
白龍旦那:仕方なかろう?狭いんだし
いや…縮むとか出来ないんだろうか?
それとも面倒くさいのか?
そんなわけで、のんびり親子でお風呂に浸かって部屋に戻るとチビ龍ちゃん♂は、もうスヤスヤと寝ており、部屋着に着替えていると白龍旦那さんが珍しく近づいてきました。
というより、巻きついてきます。
俺:…あの…着替えにくいんですが…
(;´・ω・)
白龍旦那:ワシはそのままでも構わんが?
( ≖ᴗ≖)ニヤッ
俺:はぁ…裸で居て風邪ひいたら大変ですから!
最近の白龍旦那さんは、一人称がワシと言う時がある。
龍神の中ではまだ若いはずなのに。
白龍旦那:ん?…少し瘦せたのではないか?
俺:…まぁ、10kgは体重も落ちましたからね
(;´・ω・)
そろそろ、離れてくれませんか?
着替えにくいし、寒くなってきたのですよ。
ため息交じりに俺がそう言うとスルッと仕方なく離れてくれたが、どうも今日は白龍旦那さんの様子がおかしい!!
着替え終わると、また近づいてくる。
ジィーっとこっちを優しく見つめてきては、微笑んでみたり、顔に擦り寄ってきたり。
俺:どうしたんですか?
少しの沈黙の後、真剣な顔というか真面目な顔で
白龍旦那:今日は《あの童の事》は考えるな…ひと時もだ。
私の事だけを見て、私の事だけを考えておれば良い。
…よいな?
言葉の割には荒々しさは微塵もなく、声も表情も凄く優しくて包まれるような感覚である。
《あの童の事》
あの?…ああ、俺の魂魄の欠片を持っているツインレイの事か。
俺:別に考えていませんよ?
白龍旦那:ひと時も、か?
俺:ええ。今は、こうして○○様が傍に居てくれてるでしょ?
白龍旦那:うむ…
もしかして…人間にヤキモチを焼いているのか?
龍神と言えど愛されているし、過去世からの旦那だしな。
俺:○○様、私にとって貴方様が特別な存在なのはお解りでしょう?
それは誰かと比べるようなものじゃないのも、比べられないのも御承知ではないのですか?
黙って俺の肩に顎を乗せては擦り寄ってきたり、頬にキスをしてくる。
今日は随分、甘えん坊である。
どんなに甘いひと時でも基本、白龍旦那さんは人の姿にはならない。
ましてや次元の違う所に住んでいるせいで俺が触れる事も出来ないので、夫として限界を突破し、夢の中で世伽に誘われた時は、さすがに出会った時の白い陰陽師の様な装いの人の姿になるくらいだ。
しかし優しくも寡黙で余裕のあるいつもと違い、こんな風になることが皆無だった故に扱いに完全に戸惑う俺。
ベッドに入っても、ずっと寝るまでピッタリと傍でくっ付いている白龍旦那さん。
そんな先日の夜からの翌朝
突然の通知でビビる俺。
通知からのサイトにてヤフーさんとペイペイさんの連携を進められ…。
あれ?確か、連携してなかったっけ?
1000円分のクーポンが、いきなり届く。
もう米も買えないからと絶食覚悟していたんだが。
ウソでしょ!?
このタイミングでそんなことある?
これは明らかに白龍旦那さんからのプレゼントだろうと思われる。
これならチビ龍ちゃん♂も大好きで食べられるし。
しかも〈本場の讃岐うどん〉って良き品じゃないですか!?
ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ
そんなわけで半額クーポンも使い、2つカートに入れて、20食を実質0円で有難くお買い上げ。
しかもペイペイのポイントも貯まるとは…。
《今日一日、他の男の事を考えず、
私の事だけを見ていろ…いいな?》
という、ネオロマンスのバリの口説き文句からの…昨日、これである!!
流石は、龍神と言えども旦那だ…
本当に俺がヤバい窮地に陥って、強がって助けを口に出来ずとも、愛する妻と息子を護るべく、いざとなったら動くあたり…。
さすが!としか言いようがない。
もちろん「自分がやった」なんて事は、微塵も出さないが。
『本当に優しい方なんだな
そしてメッチャ愛されてるんだなぁ…』
と感じた日でした。
本当は寂しい時も愛情も含めて、ちゃんと言葉や行動で不器用ながらも解る様にしてくれるっていうのは、自分の事に対して恐ろしいほど鈍感過ぎて、周りからドン引きされるレベルで気が付かない俺にとってはありがたいのだ。
そして、龍神と言う神であっても人間に嫉妬すると言う事が解ったのは意外だった。
プライドの塊で、人間などに負けるわけがない!と言っていたのに。
一柱の男性としては、神も人間も変わらんのだな…。
かと言って、焼きもちを焼いたからと相手に何かバチ的な悪さをする訳では無い。
何故なら相手が俺の魂魄の欠片を持っていると知ってしまったからだ。
もし下手な事をして魂魄が傷つけば、本元の俺の魂魄もタダでは済まないからである。
入れ物の肉体と違って、魂魄が傷つくのは寿命や絶命や消耗のダイレクトアタックがありうるからである。
まぁ、あとは何百年も生きてる龍神からすれば、人間は子供みたいなもので、大人が子供に本気パンチなんぞしないと言う理由だ。
⬆の理由を知らなかった当時、白龍旦那さんがある事でブチ切れて人の世に出向いてしまった時
「二度とそんな事しないで下さい!」
と、俺の逆鱗に触れてガチで叱られたのだ。
他にも良かれと思い、己の全てを代償に生きながらも死んだ後も地獄の苦しみを永遠に味わう事を承知で、無理をしようとして俺が何日も泣いて止めさせた事もある。
その時も同じ事を言った。
かといって相手と別に何かあるわけでもなし、嫉妬するような事なんて天と地がひっくり返りでもしなきゃ起こらん事だよ。
まして当の本人は俺の魂魄の欠片を持っているツインレイだなんて真実は知らないんだし、知らんでも良い事だと思っている。
知らない方が楽に生きれる時だってある。
そして聞かれない限り、俺からそれを言うつもりもない。
だから安心してください、白龍旦那様♪
この柱様は、ごく稀に予想もつかない暴走するからなぁ。
若さゆえなんでしょうか?
俺を連れて逝ってしまった時より数百年経っていても、まだまだ若かろうて。
今日は、何やら上機嫌で顔を覗き込んできたり、甘々でラブラブでございます❤
外にいる時とは180度違い、家の中では威厳があるのか無いのか解らんほど、クーデレな白龍旦那様なのでした♪