この事件はまるで小説や映画のようでおもしろい。

昨日、大阪高裁の判決が出た。

須藤早貴被告は無罪。検察は上告を断念すると見られている。

 

須藤早貴は満30歳。

高校時代から学校ではなく社会に馴染むようになる。

もっと幼ければ、ませた子で済んだのだろうが、

高校生が学校より社会に関心を持てば、生き方を誤っても仕方がない。

 

金遣いの荒さはこの頃から身に付けた。

一説に父は医師で、学校では海外旅行自慢をしていたというが、

実は普通のサラリーマンの家。

だが、本人には裕福な家への羨望、金への執着があった。

現在も変わっていない。

 

卒業後は美容師を目指したが、続かず、やがて体で収入を得る。

まだ10代であった。

20歳のときには立派な娼婦稼業。

当時の札幌はこういう女性が溢れていたという。

 

ドンファンと出会う前、札幌でパパ活をして掴まえた男性から、

お金を騙し取った。毎月20万円と会った際のお小遣い。

つもりに積もって、計4千万円ともいわれる。

この事件で、ドンファン事件の最中に逮捕され、

被害額2980万円の有罪で、懲役3年6カ月の実刑になり、現在服役中。

出所は来年3月になる。

 

検察は国外逃亡を防いだが、

本命のドンファン事件では殺人罪の立証はできなかった、

という痛み分け。

 

さて、そのドンファン事件。

2018年2月8日、50歳差婚をする。

その後、離婚の話があったが、ドンファンが反対したとされる。

離婚はしていない。だから、遺産相続の話が付いて回る。

 

どういうわけか、報道は彼女のことを「元妻」という。

あるいは、須藤早貴という旧姓。

これは変じゃないか? 「元妻」ではなく、単に「妻」だろうし、

野崎早貴というのが正しいと思うのだが。

 

自分勝手な変な女なのだろうが、みんなで不正確な呼び方をするのはいけない。

もちろん、ドンファンも変な爺さんだし、変な同士の変な夫婦だった。

愛はない結婚と彼女は公言するが、それも関係なく、夫婦は夫婦。

あなたは野崎早貴なのである。

 

裁判で無罪と判決が出たのだ。

人殺しと、いつまでも疑ってはいけない。

 

今までの生き方を見ると、彼女は、いくら莫大な遺産を相続したとしても、

あっという間に使い果たしてしまうだろう。禁治産者だ。

そういう生き方しかできない。

 

ここから先の見ものは遺産の行くえと、その後の転落振りだろう。

ある夫婦の形として末路を見届けたい。