朝、カーテンを開けると、目に飛び込んでくるのは
斜め左方向の民家の屋根だ。
街中の、連なった屋根の中で、そこだけいつも白い。
それで、夜中に雪が降ったのか、と勘違いしてしまう。
まわりの屋根は黒かったり青かったり、さまざま。
すぐ勘違いと安心する。
白屋根…というわけではなく、
どうも空を反射して、そう見えるらしい。
雪と見まごう日は決まってどんよりと、厚い雲の朝だ。
今日もそう。
雲は、10時ごろにはなくなって、今日は晴れるという予報。
洗濯物が溜まっている。