メイケイエールの引退レースであることなど、話題は多いが、

確たる実力突出馬が不在で、混戦模様になっている。

 

各馬の能力比較に使える物差しとして、③ナムラクレアの名が上がる。

③より速いか遅いか、強いか弱いかを検討すれば勝ち馬が見えると…。

この考え方は暗に、③ナムラクレアは上位に来るが勝てない馬、

という前提を示してもいる。

 

わしも土曜の競馬が終わるまではそう思っていた。

ただ、中山のGⅡ・日経賞の結果が心の迷いを吹き飛ばしてくれた。

1番人気ボッケリーニの敗戦である。単勝は2.1倍だった。

その馬に騎乗していたのは、③ナムラクレアに乗る浜中であった。

 

近年の浜中の特徴は人気馬に乗るときの責任感だ。

昨年の高松宮記念がそうだ。

人気馬がつぎつぎと馬群に消える波乱の展開の中から

ナムラクレアが現れたとき、単勝上位の責任を感じた。

今日、日経賞で1番人気を飛ばした浜中は明日の宮記念に

決意を新たにしているだろう。

ずばり、勝ち馬に推したい。

 

相手は、先行脚質な⑥ルガル。好枠を引いた利がある。

3番手以下は、1200m実績から選び、無茶な人気薄狙いはしない。

 

たまには3連単でと思う。

混戦模様で、100倍以上の配当になりそうなのが良い。

 

■買い目

3連単   ③→⑤⑥⑯→②⑤⑥⑯⑭