ダービーを取るのは、騎手だけでなく、調教師にも大いなる名誉で、

公開取材の彼らの様子はなかなか見ものだった。

とくに、手塚、木村の両調教師。緊張をしている。

 

今年の図式はハッキリしている。

皐月賞での⑤ソールオリエンスの勝ち方が決定的なのだ。

いっしょに走った馬たちから逆転は望めない。

 

⑫タスティエーラと⑭ファントムシーフは共に乗り替りで、

データ派に嫌われているが、心機一転して巻き返したいなら当然で、

悪いことではないと思う。

ただ、それでも力量の差は埋められそうにない。

 

つまらないダービーになるところを別路線から強そうな馬が参加して、救った。

②スキルヴィングはデビュー以来、ダービー一本に的を絞って、走った。

青葉賞は小差だったが、内容は楽勝。余力を残したように思う。

クラシック路線の強敵との対戦経験がないのが不満だが、

勝ち負けは可能だろう。

 

冷静に見ればやはり⑤ソールオリエンスの方が強そうだが、

横山武が入れ込んで見えたので、少し減点。

②スキルヴィングのルメールの方が信頼できる。

これで互角。

 

この2頭の一騎打ちになると思う。

3着荒れ狙いならば、内側からハナを取れた時の③ホウオウビスケッツ、

タフそうな⑥ショウナンバシット、

距離適性がある⑱サトノグランツ、の3頭だろうか。

 

■買い目

3連単   ②⇔⑤→③⑥⑱