幸運なことに、明日は所用があり競馬ができない。

何故ラッキーかというと、最近、買い目とレースが噛み合わないからだ。

よく言うバイオリズムで、10月絶好調→11月小波→という流れで、

また好調期に入るかなと思ったら逆に大殺界に入ってしまった。

捨てれば来るし、買えば伸びない。

こういう運は無視してはいけないもので逆らいたくないが、

競馬は予想をすれば買わずにはいられない遊びだから、分かっていながら

ますます泥沼に嵌まるのである。

明日の外出はお礼を言いたいくらいだ。

 

今日のターコイズSは深読みをすれば当たったケース。

昨日、勝つのはママコチャかミスニューヨークかと迷ったが、

あそこでひとつ前の10Rを確認すればよかった。

ママコチャの松山は1.5倍の断然1番人気に乗っている。

ミスニューヨークのデムーロは出ていない。

その10Rはダート2400mだ。勝ち負けを競う騎手は激しく消耗する。

松山は、楽勝の展開ではあったけれども、スタミナをロスしたはずだ。

11Rはその松山の先行する1番人気馬を中心にレースは進んだ。

直線、大外をぶん回したデムーロが豪快に決めることができたのは、

疲労困憊の松山に付き合った先行陣がピリッとせず、

脚が止まってしまったから。

 

今年は騎手の世代交代が始まった年だったが、

松山は10年くらい前から次世代を任される有望株として

良い馬に乗せてもらって来た。しかし、彼は育たないよなぁ。

一流騎手ならば、ダート2400mの準メインではなく、

重賞のメインレースで勝つことをファンは求めている。

それを自覚できないといつまでもスターにはなれない。