今年もこの日にたどり着いてしまった。
競馬の勝ち負けは数えても空しい、とは分かっているが、
資金管理はしないと全てのギャンブラーは泥沼に呑み込まれる運命で、
それは余りに愚かだから、
成績がプラスかマイナスかくらいは自覚するようにしている。
だから、知っているのだ。もう20年くらい勝った年がないことを。
だいたいのところ、ジャパンカップの時点で年間トータルがマイナスなら
挽回はまず不可能。
う~ん、そういう日なのだ、この日は。オケラ街道の足取りは重い。
ところで、それとは別に、ジャパンカップは割と当てている。
実力を発揮し合って決着する頂上決戦なので、
こねくり回さずに素直に買うのが馬券のツボだ。
1)まず、外国馬の取捨。
これは簡単。買わないでよろしい。
もう思い出せない昔から外国馬は馬券になっていない。
それは遠征して来た馬がトップレベルではない、からではない。
日本の馬場と日本の競馬に向かず、実力を発揮できないからだ。
それは今年も変わらない。
来年は1着賞金がさらに1億円上乗せされるから、
もっと強烈な馬がやって来るはず。それでもわしは買わないつもりだ。
2)騎手は大切。
近年はリーディング上位か実力派外人騎手が馬券内を占めている。
丸田、国分優、菅原明、松山、菱田、石川、浜中は消してよい。
逆に、人気がない⑩武豊は検討すべき。お祭り男はコワイ。でも消しか。
3)残った馬は、以下の6頭。たった2項目だけでスッキリできる。
③ヴェルトライゼンデ(レーン)
⑥ヴェラアズール(ムーア)
⑧デアリングタクト(マーカンド)
⑭ダノンベルーガ(川田)
⑮シャフリヤール(Cデムーロ)
⑰ユーバーレーベン(Mデムーロ)
あまり悩まずに、話を進める。
6頭からさらに2頭を削る。
⑧デアリングタクトはやはり本調子と思えない。ひょっとすると
もうかつての輝きは取り戻せないのかもしれない。
牡馬であれば、種牡馬という未来設計があるから、引退しているはず。
牝馬だから奇跡の復活を夢見ていられるのだ。今回も掲示板すら怪しい。
⑰ユーバーレーベンは正直実力が足りない。
GⅠに拘らなければ、重賞をいくつか勝てると思うが、GⅠはきつい。
まだ4歳。路線を考え直すべきだと思う。
結論:③⑥⑭⑮の4頭の争い。
ね、簡単。
競馬に絶対はないから予想外の激走馬が出ることはあり得る。
でも、それが起こりにくいのがジャパンカップであり、同時に、
未知の伏兵馬を探していたら夜が明けてしまうレースでもある。
若い頃はそれが楽しかった記憶があるな。
悪魔の囁き:⑭ダノンベルーガは距離適性という不安要素を抱えている。
頑張っても3着って居酒屋で聞いた。
■買い目
3連単 ③⑮→③⑥⑮→③⑥⑭⑮
馬連BOXを押さえる ③⑥⑭⑮
