若い頃から、椅子に長く座っているときは、知らぬ間に胡坐を掻いている癖がある。
わしは50歳くらいから足が浮腫むようになった。内臓の持病と関係している。
それで足を下ろしている姿勢が嫌なのかもしれない。
まぁ、癖になっている本当のところはわからない。
それが、昨秋くらいから、時々、膝が痛むようになった。
酷いときは歩行困難で、道端に立ったまま膝の回復を待つ。挙動不審な老人だ。
原因は運動不足かと思っていたのだが、
最近、椅子の上の胡坐が重要な容疑者として浮上してきた。
歳を取って筋力が衰えた。
そこに椅子の上の不自由な場所で胡坐を掻くから、膝がロックされて固くなる。
そういうことのようだ。
70歳を超えるといちいち困ったことが起きる。
会社の近しい先輩方が亡くなったとき、74歳などと聞くと、まだ若いのにと思った。
それが最近のわしはあの人たちはずい分頑張ったんだなと感心している。
老化というのは手強い。
74歳まで生きているかと問われれば、
今年のオリンピックが開けるかどうかと同じくらい自信はない。
ところで全く話は変わるが、宮崎北斗が進境を示している。
(日)中山3Rの逃げ切りは見事だった。
何度か、好騎乗が目に留まるようになった。
もしかしたら、田辺や柴田大のように、遅咲きするかもしれない。
