南側のベランダが鳥の通り道になっている。

最初はカラスが手すりに止まって首を傾げているのを見て気がついた。

良く来るなぁと思って、なんとなく気を使っていると、小鳥も止まる。

どうやら鳥類の羽を休める中継ポイントらしい。

いつも見ているわけではないので、目に留まるのはカラスとスズメだ。

 

以前、散歩に出るとき、古くなった玄米を掌くらいの量をすくって、

お堀の舗道脇にパラパラと巻いたときがある。

ハトが食べてくれた。

ひと冬くらい続いた。

お米はゴミには出せない。ちょうどいいやと思っていたのだが、

鳥の餌やり禁止の札を柵に付けられてしまった。

 

まぁね、それも分かる。あまり良くない。

先週、硬くなったパンを捨てるとき、

5cm×5cm分ほど小さく千切ってベランダに撒いてみたら、

スズメが気がついて、8羽ほどがピーチクパーチクとパーティを開いていた。

ほんの数分。なかなか楽しい。

 

それから、スズメが通り過ぎるとき、ベランダの床をチェックしているように感じる。

期待に応えると餌付けに発展してしまいそうで、ちょっとまずい。

マンションのベランダでは場所も悪い。