⑤マルターズアポジーが逃げて、②ボンセルヴィーソが2番手でからむ。すぐ後に、⑧ブラックスピネル。少し間隔を置いて、⑦ウインフルブルーム、⑬ダノンリバティ。⑭ミッキージョイは今回は中団、⑥グランシルクもここ。
 
中山芝1600mがトリッキーなコースと言われる理由は、おむすび型のコース形態にある。武の表現を借りれば、ずっと右へ右へと曲がり続ける、らしい。だから外を走れば距離ロスが出る。
では、先行有利かというとそうでもない。
コースよりも展開の影響が大きい。
マルターズアポジーは同型に絡まれるのが良くない。そうなると、58kgのトップハンデはせかされて辛くなってしまう。
 
ちょっと視点を変えて、モチベーションを考えよう。
賞金は、3900万。重賞にしては安いが、サマーマイルシリーズの最終戦として、褒賞金2400万(馬主)が大きなニンジンになっている。厩舎にも600万が別に出る。
優勝が懸かった陣営はやる気満々なはずだ。
 
目下の順位は以下。
1位 (ウインガニオン )  15点
2位 マルターズアポジー 10点  1着で単独首位 
                       2着でも同点首位
3位 ダノンリバティ     6点   1着で単独首位 
4位 グランシルク        5点    1着で同点首位
 
前述のように、マルターズアポジーは展開不利とすると、優勝に近いのはダノンリバティとグランシルクなのではないか。
ハンデ戦だが、馬券はほどほど狙いがいいだろう。

買い目
馬単 ⑥⑬ → ⑥⑧⑪⑬