youtubeで黒柳徹子がアメリカのテレビにゲストで出て、
司会者とアシスタントの男女に挟まれて、
まるで日本語のように自然に弾丸英会話をしているのを見た。
40代くらいの頃か?
彼女の方がわしより年上で、
『夢で逢いましょう』を見るのが楽しみだった時は
小学生だったから、ひと回りくらいは離れている。
女性の年齢はいくつになっても分からないが。
それで、その自然な英会話、というか話術を、日本語・英語に関わらず、
海外の生番組で展開しているのにびっくりした。
はぁ~ん、である。一芸の達人とはこういうことを云うのか!
そのあと、寝る前にすこし麻雀をしようと思って、
雀龍門Mを立ち上げる。
東1局。配牌を見ながら、わしの麻雀は一芸になっているだろうか?
と、思った。
ここ数年、ネット麻雀をするようになって、打ち方がかなり変わった。
リアルな麻雀は、相手のスピードに合わせたり、少考に付き合ったり、
声にならない驚きや気配を感じたり、と、
外部情報にもみくちゃにされながらするゲームだが、
それに比べて、ネット麻雀には一変して情報というものがない。
ほとんど会話は内なる自分自身とするだけ。
必然的に、自分の麻雀を見つめるゲームになった。
それで、打ち方が変わった。
自分の麻雀を見つめ直したのである。
分かったのだが、どうも友人たちと違うようなのだ。
それで、実戦譜をyoutubeにしてネットに載せてみた。
反響というものは全くない。
だれも他人の手などに興味はないらしい。
それはそれでいい。
わしは、わしの麻雀が面白いから、それで好いのだ。
今日は最初の配牌を見ながら、ふと思った。
わしの心は今、この麻雀とシンクロ出来ているだろうかと?
たびたび、そう思う。それがとても大切なことなのだ。
わしが創始せし打法は「天真夢雀流」。
「てんしん・ゆめじゃん・りゅう」と読む。
卓上に麻雀の夢を追うのを奥義とする、のである…(えへん)。
■youtube : himekuri麻雀道場