昨年末の12月、2匹の可愛い子達が、我が家へやって来ました。


5歳のメスのゴールデンレトリバーのソフィ^_^


この子は、繁殖犬としてブリーダーの下で飼われ、大変劣悪な環境で飼育され、仔犬を産む為だけに生きていました。

昨年の9月ころ、ブリーダーが自殺した後、1ヶ月もの間放置され、飲まず食わずの中を生き抜き、愛知の愛護団体に保護されて、我が家に来ました。

未だ来たばかりの頃は、劣悪且つ壮絶な環境下でのトラウマからか、毛が薄くて短い為、とても貧相な見た目でした。
又、夜中に何度も起きては、私の所へやって来て、ヒンヒンと鳴いては寝床に戻りを繰り返して居ました。

それが今では毛はフサフサ、尻尾もゴージャスになり、精神的なトラウマも無くなり、夜中もグースカ寝るようになりました^_^


もう1匹は、1歳の黒ラブのエル^_^

この子は、先天性股関節形成不全と診断され、後ろ足が思うように動かない為、走る事は勿論、歩くのもぎこちなく、段差は超えられないと言う状況で、ブリーダーから捨てられたとの事で、同じ愛知の愛護団体に、保健所からレスキューされて居ました。

私がゴールデンのソフィとお見合いした日、愛護団体の代表の方が、

「実は見て貰いたい子がいるんですが、後ろ足が悪く、日に日に悪くなっていて、どうしていいか分からず、このまま私達が一生お世話をする積もりなのです。」

と言う事でしたので、ゲージで丸まっていたこの子を引っ張り出して貰い、後ろ足を診てみた所、両方の股関節がズレていた為、軽く矯正した所、その場で

スタタタタタ〜〜っと歩き出した為、愛護団体の代表の方が、

「宜しければ、この子も一緒にいかがですか?」

となって、慌ててマンションのオーナーに相談して、大型犬2頭の飼育の許可を貰って、まさかの多頭飼いの夢が実現する事になりました^_^

今では、黒ラブのエルちゃんは、歩く事は勿論、毎日公園のドッグランで、ボールを追いかけダッシュしますし、階段の登り降りも全く問題無く、至って普通どころか、すっかりアスリートになっています^_^




きっとこの子達のような犬達が、世の中には沢山いるのだと思います。


そんな子達を救ってあげたい。


先住犬のハニーの様に、難病で余命宣告されて、ステロイドで瀕死になっていたように、動物病院で投薬され、人間同様にワクチン三昧になっている子達を、自然療法で治す道を提供してあげたい。

せめて、選択の余地を与えてあげたい。

そんな思いを、今年は実現します。

近々、どうぶつ自然療法院を開院させたいと思います。