この間から、書く書くと言いつつ、なかなか書けずにいる、もろもろの事。
その内の1つに、教会の人のお手伝いがあったんやけど、
思いがけず早い段階で そこから開放されて、ホッとしつつ
すでに、色んな事を忘れ始めてるから、覚えてる内にがんばって書いて行こうと思う。
それにしても、ほんまに色んな事が、見事に絡み合ってて、
ほんま 神さんすごいのっ。
今から思えば、ほんの1か月ほどの間やったけど
もう、何から言うて良いかも分からんぐらい、
多方面に渡って神さんは色んな事を示してくれて
表現が乏しくて申し訳ないけど、すっごいのっ としか、言いようがない。
っちゅうわけで、
今回は、癌専門医のオフィスにて・・・
前にも書いた通り、先月初日から始まった、この病院通い、
ホームドクターから始まって、ほんでから色んな検査を経て、
ようやく癌専門医に行ったのが、今月始め。
そこで、診察を受けた結果
その人の癌は、予想外に広がってて、
乳房の切除に加えて、抗がん剤や、放射線治療が必要やと言うのが、ドクターの所見。
でも当の本人は、胸の切除はしたくない、
放射線も、抗がん剤も、したくないと言うて
それに対してドクターは、何故それが必要なんか、一つ一つをきちんと説明してくれた。
このドクター、はっきりとモノを言うて厳しい事で有名らしくて、
噂通り、遠回りせず、要点をズバーズバーっと 伝えるねんけど、
これこそ、ホンマに患者の事を思ってないと出来ひん事やと、
横で聞いてた私は、他人事ながら感動した。
そのドクターは、おそらくクリスチャンではないと思うけど、その日 ドクター曰く、
「癌があなたを殺してしまうから、私は、癌が憎いの!
だから、わずかな可能性も残さず、徹底的に取り去って、叩き潰してしまいたい。
放射線治療や何かの副作用で、肌が黒くなるとか、体の他の部分の調子が悪くなるとか、
それが問題なら、私はそれを避けるより、これから先5年後、10年後に、あなたが私の所に来て、その事で 文句を言ってくれる方が良い。
それが出来ると言う事は、あなたがまだ生きていると言う事だから!」
それを横で聞いていながら、私の中では
「罪が人間を滅ぼしてしまうから、罪が憎いんだ!」
と言う、神さんと重なった。
丁度その日、迎えに行く道中で聴いてたラジオが、Pastor Jonのサーチライトでさ、
弟子たちが、舟に乗ってる時に、嵐に出会った話をしながら、
「神は、私たちがこの世で快適に過ごす事よりも、
私たちが天国で永遠を過ごす事を重視される。
だから、神さんは私たちの目を天に向ける為には、
私たちがこの世で苦しむ事も許されるのだ。」
って言うのを聞いたばっかりで
思いがけない診断結果でパニックになってるその人が、
私の意見を聞いて来た時に、すかさず それを伝えた。
それから、その癌専門のドクターが他にも言うてたのは、
「あなたの癌を徹底的に取り去って、無くしてしまう事が、私の目的だから、
あなたの目的がそこに無いなら、私は一緒に漕ぎ出す事は出来ない。
私と同じ目的で進むなら、乗り込みなさい。」
ちょっと話がそれるけど、
実は、いつ頃からか、気が付けばメールで受信してたディボーションが
ヨブ記にさしかかってて
何の意識もしてなかったけど、次々に襲う患難と病で苦しんでるヨブに対する、友人たちの言動を通して、
苦しんでる人に対して、私たちはどう励ますべきかってのを、ずっと学んでた。
だからこの時、私の中では 「とにかく黙って寄り添う事」 って言うのが、しっかりインプットされててさ。
診察室でドクターがその人に言うのを、黙ーーーーーって聞きながら、
1人で内心、色んな事にびっくりしてたわけ。
横で聞いてたら、癌を取り除くのか、抱え込むのか以外、
他に選択肢はないように思えるけど、
とにかく、本人にしかその気持ちは分からんのやし
私があーだこーだと言う事は出来ひん。
と言う事で、
聞かれた事にだけ答えながら、その後血液検査、尿検査と連れて行って、
次の検査に備えて予約を入れて、その日の任務は終了した。
つづく