こんにちは。
四柱推命占い師の木下言波です。
昨晩は、末娘のPreschool卒業式が 学校の教会で厳かに行なわれ
色々感じる事があったから、それを書こうと思ってたんやけど
のっぴきならぬ事情で中止。
今日は、この間 読んだ本をご紹介。
- 負けないで!/枝廣 淳子
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
これ、副題が ~『いじめ』を生き抜く22通の手紙~
となっててさ
Book offで何となく手にして 何となく買って帰ったんやけど
22通の手紙って、いじめに関する内容の手紙が22通も綴られてるんかと思ったら
何となく、気持ちが重~~~~くなって来てさ、
買ったは良いけど、これまた何となく読まずに放置してたのを
先日、これまた何となく読んでみたのよ。
そしたら、22通の手紙って言うのが、
自身も子どもの頃にいじめを経験したと言う 著者から
“プチグマ”への手紙で
「負けないで!」 って言う、題名とは反対に、
すごく優しくて、すごく分かりやすい言葉で
傷ついた “プチグマ” に語りかけてる。
内容は、いじめを受けた子どもへの物やねんけど
見方を変えれば、大人でも十分に当てはまる事で、
職場でも、近所でも、友人関係、親子関係、夫婦関係
どんな場面でも 応用出来ると思う。
そして、第二章は 子どもがいじめに遭った時
親として、どう対応するべきかetcが 周りの大人に向けて書かれてあるんやけど
その中で、印象深いのは
「“いじめ” られたからと言って、
自分の価値は何も変わらない」
と言う事。
そして、
「我が子がいじめに遭ったからと言って、
我が子の価値も、
そして親である自分の価値も、
何も変わらない。」
と言う事。
“いじめ” は、子どもの世界だけの問題じゃなく
むしろ、大人の世界の方が深刻な程で
そして、いじめは、いじめられる側に理由なんてない、
“いじめる側” が悪いと、私も思うけれど
でも、自分も気付かん内に、“いじめる側” に回ると言う事も
誰にでも起こり得るんじゃないかと
私は思うのよ。
大きい声では言えんけど、
私もいじめた事 ある し・・・
そして、もしそうやとしたら、どちらか一方を責めるだけでは
解決出来んのやろうね。
と言うよりも、
お互いがお互いを責める事を止めたら
何かが見えて来るんかも知れん。
な~んて、カッコイイ事を言うてても、
我が子がいじめられたなんて聞いた日には、
自分の悪事を棚に上げて
鼻息も荒く イカリ狂うのは この私やねんけど(;^_^A
いじめられた側、いじめた側、両方に必要な事は
たくさんの愛情と、そのままの自分をギューーっと抱きしめてくれる両手
なのかも知れんね。