こんにちは。
四柱推命占い師の木下言波です(=⌒▽⌒=)
いきなりやけど、前にも紹介した本
- あまりかん。―尼崎青春物語/高須 光聖
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の中で書かれていた、
この高須さんが中学か高校の頃
友達と万引きをして捕まったと言う話を
今日 ふと思い出した。
当初、万引きをする事はゲーム感覚で
悪いなんて意識は全然無かった。
警察に捕まった時も、特に罪悪感なんか感じてなかった。
でも
警察から連絡を受けて 駆けつけた母親の
何度も何度も頭を下げて謝る姿を見た時、
初めて悪い事をしたと気付いて 泣けて来たと。
また、ここは記憶が定かでは無いんやけど、
その時一緒に捕まった友達も
駆けつけた母親の靴が、左右逆やったか何かで
どれだけ親が動揺してたかと言う事を思い知った時
初めて罪の意識を感じたと。
常識とか善悪って、場所が違えば全く違う場合も多くて、
こっちの国では 何でもない事でも、
あっちの国に行けば、エライ罪な事やったり
あっちの国で通用する事が
こっちに国では、全然通用せんかったり
結局、親を含め他人の評価や態度を通して学んで行くモノで
生まれながらにして 身に付いてるモンとは違うんやね。
きっと最初は 親が怒るから止めとこうとか、
先生に怒られるから止めとこうとか
そんな程度の感覚で 身に付けて来た事も多いんじゃないかな。
そして親になった今、
子どもを育ててると、こんな事も分からんのかっ?!
って、ビックリする事がいっぱいあるけど
自分の子どもの頃に 当てはめて考えてみても、
それが、“子ども” なんやと思う。
いっぱい失敗して、いっぱい怒られて
同じ事を何回も 何回も言われながら
少しずつ大きくなって行けば良いんやと思う。
そして多分、親に出来る事、親がするべき事って言うたら、
迷惑をかけた人に対して、誠心誠意 一生懸命 謝る姿を
子どもにしっかりと見せる事
ぐらいしか無いんやろうね。
でも、それでエエんちゃうかな? (*^▽^*)