遂に観劇してきました!ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール!
開演前に購入した本日のツェペリ役(Wキャストなのです)の東山義久さんのアクスタと共に!
感想は「なあんだ、ただの神作じゃん」
ほんと僕の私見の感想です。
まずは製作に携わっていらっしゃった皆様、ありがとうございました。当時ジャンプで読んでいた小学生の僕も喜んでいると思います。
まず噂に聞いていましたが開場前に既に待機列、開場の30分前、開演の1時間半前に着きましたがめちゃ並んでいました。グッズ購入列ですね。もうグッズも殆ど売り切れていて、先に通販でもっと買っておけばよかったとちょっぴり後悔しました。それでもTシャツと上掲のアクスタは手に入れたのとで満足しました★今回のディオ役の宮野真守さんは声優界でもトップクラスの人気でいらっしゃるので、ディオアクスタは勿論URyyyy切れでした!
人生で初ミュージカル!作法も何もわからないのですが取り合えず失礼(420~)の内容にAOKIのジョジョコラボのYシャツ着てきました。万に一つでも荒木飛呂彦先生に遭遇しても失礼(420~)のないようにwそう言えば先行販売ウルジャン特典のポストカードももらえました。
チケットホルダーはウルジャンの付録です、もちろんジョジョミュのチケット入れております★いうてる間にいよいよ開演の時間です。
僕は4階席だったの階段をえっちらおっちら登っていきました。この会場自体が初めてですが客席もめちゃくちゃ奇麗で4階(野球以外で4階とか高い位置からの観劇は初めて!)だと全体がよく見えて「いい席だ!」と思えました。確かに役者さんの表情を見る時はオペラグラスが必要かなと思いましたが、初回?なので全体を見ようと思いました。
勿論ストーリーは知っています。休憩挟んでの3時間の公演。見事でした。もちろん省かれている箇所も大いにあります。しかしそれを補って余りある新台詞。ファントムブラッド、ジョジョに一環として貫かれているテーマを描き切っておりました!繰り返し出てくる「星を見るか泥を見るか」単行本1巻の中表紙に書かれている(電子版には中表紙の掲載はありませんでした)この言葉(6部で徐倫も言います)がめちゃくちゃ重要でした。
アニメ『ストーンオーシャン』16話に出てくる徐倫の台詞「”一人の囚人が壁を見ていた。もう一人の囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた” あたしはどっちだ」は単行本1巻の中表紙で引用されているフレデリック・ラングブリッジ「不滅の詩」です。でも、、、続く↓#jojo_anime #ストーンオーシャン pic.twitter.com/NJWCg8bGNN
— きのした先生(とんぺてぃーず) (@kinosensei) October 29, 2022
どちらが正しいとは言えないこの言葉。まさにファントムブラッドのジョジョとディオを象徴するような言葉ですね。
今回はディオの両親のダリオと母親の影響がディオの性格や行動に大きく及ぼしている設定が加えられていました、それによってよりディオのキャラクターが深堀された気がします。連載当時は少年誌という都合上、敵キャラとして悪の象徴だったので単純に「悪」、生まれついての「悪」として描かれていました。今回のミュージカルではディオの切ない一面を見れた気がします。
そして勿論ミュージカルなので歌が心に響きますね。実を言うと休憩前の前半ではやはり初の生ミュージカルということで体が構えていたのか、後半の方がドンドンのめりこんでしまいました。後半冒頭のエリナがジョジョを看病するシーンからもう泣けて来て。今回ディオ同様にエリナの心情もきちんと描かれていて演じられた清水美依紗さんの綺麗な歌声も相まって、原作では何気ないシーンでも心を打ちぬかれました。ズッキューン!!
歌と言えばディオ役の宮野真守さん、NHKの『おげんさんといっしょ』で雅マモル(18)として出演されているのは拝見しておりましたが、実際歌唱されているのは初めて見まして、素晴らしかったです。パンフレットには実はアニメのディオ役のオーディションも受けて落ちましたがと書かれており、驚きました。アニメの子安武人さんのイメージを損なうことなく見事な宮野真守ディオでした!是非とも7部でディエゴ役を演じていただきたい!
あと、スピードワゴン役のYOUNG DAISさん。狂言回しの役どころですが、ご自身もラッパーでいらっしゃるので歌もラップでお届けでした。この演出もスピードワゴンの役どころとマッチしていて完璧だなと思いました。ミュージカル俳優さんではないのでお一人だけ声質?発声?が違ったのもあるんですが、それが逆に台詞が聞き取りやすかったです!兎に角神キャスティング。神演出!
そして最推しのツェペリさん。しれっと「イタリアから」という台詞が入ってましたが勿論原作には無いのでミュージカルオリジナルです。連載当時からずっとイギリス人と思っていたら孫がイタリア人なのでビックリしましたが。。。wアニメの塩屋翼さんのツェペリさんも年上の師匠な感じで素敵ですが、ミュージカルツェペリさんはもう少し若い感じでバディや兄貴のようなイメージでした。「パウ!」や「根をあげさせてやる!」「スーハー!」など軽快なセリフ回しで僕もマネしたいと思いますw何と言っても波紋の演出やカエルをメメタァと殴るシーンがカットされずに出てきたのが感動でした!そして最後のシーンは泣きました。ジョナサンに最後は全てを託します。ジョジョのテーマの一つである「受け継ぐ」です。
もう書ききれない!w
もちろんジョナサン役の有澤樟太郎さんは間違いなくジョナサンでした(最後のご挨拶も凄く気持ちが真っすぐなご挨拶でしたw)し、ジョージ一世はきちんとジョナサンだけでなくディオの父親でもありました。VIVANTで初めて見た河内大和さんも警察署長とジャックの二役で見れました。皆さん皆さん本当に素晴らしかったです!
舞台装置も凄くて場面転換はドンドン変わるのとプロジェクションマッピングで色々なシーンを再現しております。今のミュージカルってこうなってるんだ!と思いました。本当に製作は大変ですね。。。
というわけで僕の目線なので偏った感想ですが、書かずにはいられませんでした。願わくば、再演あれば皆様も是非見にっていただきたいです。生の舞台は最高です、お値段の価値はあります!
※4/20追記
今月のウルトラジャンプで円盤の発売が発表されましたね!
そして先日の配信で約90分もコンビでジョジョミュについて喋ってました、皆様のコメントで知ったことなども多いです!チャット欄も是非注目ですよ!