「TheJOJOLands」第13話「その年わたしに起こった不条理な出来事」感想! | きのした先生の奇妙な冒険

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NSC23期/よしもとの傘回し芸人/ジョジョ顔芸人である「とんぺてぃーず・きのした先生」の奇妙な人生を書き綴ります★
ジョジョネタ以外でも映画・漫画について幅広く書いてるかもです★

今月もやってまいりました!『ザ・ジョジョランズ』の最新話!

 

ネタバレ注意!

 

 

前回はボスのメリル・メイにチャーミング・マンや溶岩に関して報告したところで終わりました。今回はタイトルからどうやらドラゴナの回想からスタートのようです。学生の頃のドラゴナ。表情だけでドラゴナとわかるのが荒木先生の表現力の凄いところですよね。最初のコマはまだ『スタンド』を認識していないある種の「覚悟」をまだしていない時の表情ですよね。

 

ハワイのスクールバスでグループのボス的な女子に明らかな性加害を受けるドラゴナ。痛々しいです…。そこに「兄さんを迎えに来ただけ」の幼ジョディオ。目つきがヤバいです。天井から水滴を落とし、グループのボス女子の瞼を貫通させます。口では「イジめとかじゃない」と言うドラゴナですが、心が傷ついているのか夜中にずっとうなされています。それを聞いているジョディオの目つきがまたヤバいです。

 

そして遂にジョディオが決行します。ノーヴェンバーレインの能力を巧みに使いながらバスの中にイジめグループや事なかれ主義の先生、他の生徒などを閉じ込めて炎上させます。比喩の炎上ではなく本当に燃やします。ニット帽の子のインコがいなければ焼き殺していたかもしれませんね。1巻でジョディオが「サイコパス」と診断されていたことがここで理解できました。こいつはヤベー奴です。ヤベー奴ですがドラゴナだけは理解します。「昨晩は良く眠れた」「ありがとう」「二人だけの秘密」こころが死ぬ前に救ってくれたジョディオに感謝します。この9部は兄弟のバディ物ですね。

 

 『不条理』という言葉が出てきます。「善とか悪ではなく」「最も重要な出来事として襲って来る」。8部の「厄災」と同じですね。ジョディオが起こしたバスの事件がジョースター家に思わぬ変化をもたらします。バスの炎上で保険金を支払った担当者であった父が追いつめられハワイを出ていきました。衝撃の事実ですね。。。ドラゴナを救った行動が巡り巡って父がハワイを出ていくことになるのですよ。それによってジョースター家がドンドン疲弊していきます、そこに現れたのがメリル・メイでした。一応学校の校長なので生徒のことは把握しているんでしょうね。そして「儲からなきゃ誘わない」。これはドラゴナとジョディオがスタンド使いだと知っているのでしょう。ということはメリル・メイも間違いなくスタンド使い!

 

場面は現在の時間に戻ります。「切って切って♪」は「飲んで飲んで♪」のノリで読んでますが間違いないですかね?wチャーミング・マンが知っている溶岩の事と行方不明なった弟のことを話します。溶岩の全貌はまだわからないが、破片ではなくもっと大きいものが山の上の方にあるに違いないと言うのです。チャーミング・マンは金ではなく弟を見つけたいと思っています。ここでもやはり兄弟ですね。山の土地や弟のことを調べようとすると何故か邪魔が入る。「不条理」という言葉がまた出て来てジョディオを「ピクリ」とさせます。

 

8部の「厄災」。ラスボスの透龍の能力。そして9部にも出てくる「不条理」。やはりこれとの戦いでしょうか?第一話に出てきた「メカニズム(仕組み)」という言葉も鍵でしょうね。この「不条理」の「メカニズム」を自在に操ることができるようになりたいというのがジョディオの目的なのでしょう。そうなると今はまだメリル・メイの下にいますが、やがてメリル・メイをも倒してボスになる必要がありますね。まさに第5部のジョルノのような話です。

 

メリル・メイはチャーミング・マンの話を聞き、溶岩のある山の土地の「権利」を全部いただこうと計画を始めます。「溶岩」を「権利」に近づけに行ってもらうと言いますが、どういう事でしょう(笑)溶岩は「物理的に高価な物が返ってくる」というのはわかりますが、概念の「権利」が手に入ったり返って来たりもするのでしょうか?それも実験しようとしているのでしょうか?兎に角面白い展開です。半沢直樹みたいな話になるかもですね(笑)

 

今月もコンビでも語っております!

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お見逃しなく!