プロ野球の加藤コミッショナーがやっとこさ辞任するとの事。
遅きに失した無様な引き際で、会見時の顔つきも尋常ではなかった。
先の全柔連の上村会長の辞任も同様であった。相撲協会も似たか寄ったかである。
事故や不祥事が生じて、自分の統率能力や管理能力の無さを感じたら、まして外から指摘されたら、恥ずかしく責任を取って即刻身を引くのが人の道である。「改革をやり遂げるまでは留まる」などの意味不明な発言をしつつグズグズし過ぎるケースが多い。恥の上塗りである。
これは、国会議員から小さな組織の長まで到る所で起こっている。
”身を律して潔く生きることができた日本人”はどこへ行ってしまったのであろう。