もうすっかり年の瀬になり、今年も残すところあと10日ほどになってきました。
さて、木のおもちゃって「おもちゃ」と付くからには子どものためのもの、と思うのが一般的ですが、うちの商品は大人でも楽しむことができます。
それは本来おもちゃには使わないような、トップランクの木材を使っているから。
こちらはうちの代表的な商品の一つ「あかちゃんつみき」。
以前は国産のブナ材で作っていましたが、今は檜(ヒノキ)で作っています。
あまり知られていませんが、一口にヒノキと言っても品質にはピンからキリまで大きな違いがあるんです。
ヒノキなどの針葉樹は、戦後たくさん植林されて、それこそ日本中に無数に生育しているのですが、せっかく植林しても放置気味のヒノキがほとんどです。
針葉樹は手間をかけて管理して育てないと、スカスカというか、雑な木になりがちです。
あかちゃんつみき(あかちゃんつみきという言葉もたぶんうちが元祖だと思います)で使っているヒノキは、神奈川県丹沢山塊の「諸戸百年檜」という日本有数のブランド材です。
写真だけでも、木目が密で細かく滑らかなのがわかるかと思いますが、実際に触れてみるとみんな驚いたような顔をします。
そのくらい、ツルツル、スベスベ、なめらかなんです。
諸戸百年檜は、日本三大林業家の一つ諸戸林業が誇る檜です。
基本的には神社仏閣などや特別な建物などに使用される木材です。
何年か前に新調された、銀座歌舞伎座の檜舞台もこの諸戸百年檜です。
三年くらいかけて日本中の檜の森から厳選され採用されたヒノキ材です。
専用の木箱も諸戸百年檜製です。
お弁当箱くらいの大きさで、一見中に何が収まっているのかわかりません。
フタを開けてみると、このように美しい檜で作られたつみきが詰まっています。
つみきを箱から取り出す前に、ちょっと手のひらで表面を撫でてみてください。
木に触れてこんな感覚になるのは初めて..という方が多いと思います。
このあかちゃんつみき、ご出産の御祝いでお求めになる方が多いですが、新築祝いなどや、新年のご挨拶などにも喜ばれると思います。
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