つぶやき以上のナニカ

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学習に関係あったりなかったりなことを、とりあえず書いていくための場所。

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新年あけましておめでとうございます。

 

だいぶブログの更新をサボっていましたので、今年はちょっとずつでも発信できればなと思います。

 

読書紹介については先ほど新しく「読書メーター」にも登録してみましたので、併用してTwitterにアップで

 

きればと考えています。

 

 

 

さて、今回のタイトルは中学受験でよく出てくる都道府県に関する問題です。

 

以前、Twitterにもあげたのですが、ある都道府県の特徴を述べた文からその都道府県を答えるという問

 

題形式に対応したテストを作りました。

 

レベル的には初級~中級といった感じになります。ヒントを盛り込みすぎたような気がしています。

 

見本は下記に貼り付けておきます。

 

地方別に全都道府県を載せています。

 

みなさんも利用できるようにpdf版とword版を用意しましたので、そのままでもいいですし、ヒントを削った

 

り地方混合にしたりと自由に改変してもらって構いません。

 

都道府県テスト.pdf

 

都道府県テスト.word

 

『千家尊福と出雲信仰』 ちくま新書

 

千家尊福と出雲信仰 (ちくま新書)

 

 今回読了したのが、表題の新書になります。実は読了したのは2~3週間ほど前なのですが、個人的に勉強する期間を設けていたため更新ができませんでした。

 

 この新書の目次は以下の通り。

 

1 出雲国造の世界―近世までの大社信仰(出雲国造
列島各地にある出雲国造ゆかりの神社
中世近世の出雲信仰と大社の御師
幕末の出雲歌壇と教学)
2 卓越した指導力をもつ生き神(明治宗教界の若き泰斗
祭神論争―伊勢派との対立
大社信仰の確立へ―殉教する生き神)
3 政治の世界へ(政への回帰―埼玉・静岡県知事としての功績
政財界の重鎮へ―東京府知事・司法大臣・東京鉄道社長として)
4 尊福が遺したもの―晩年の巡教と後継者たち(生涯にわたる巡教
受け継ぐ人たち)

 

 大学で江戸末期から明治に誕生した教派神道(天理教、金光教、扶桑教など)と呼ばれた神道系の新宗教を学ぶ機会があったので、そのうちの一つである「出雲大社教」を立ち上げた千家尊福のことをより知ることのできる本だと考え、読み始めました。

 

 1部では明治以前の出雲大社や出雲信仰についての歴史的概略で、まぁここがわかっていないとこの後の内容が追えなくなるという前提となる部分でした。そこでは、埼玉や静岡、新潟などに出雲信仰が広く伝わっていたことが示されています。


 2部からが尊福の活躍の場面となり、各地に根付いていた出雲信仰の繋がりが尊福の宗教的・政治的背景の強さであることが述べられています。また、実力や信念はあったものの政争や政治的判断によって無念な結果となる祭神論争などに波及していきます。

 

 基本的には尊福のすごさをアピールことに終始しているような印象でした。おそらく、情報源が出雲大社・出雲大社教など尊福に崇敬の念を抱く関係各所であったために、そのようなある種の偏りが生まれているように思われます。

 

 そのため、読む際には多少差し引いて読む必要があるものだなと感じました。しかし、一般の読者にはなかなかそれは難しい部分もあるので、なかなか厳しい一冊かもしれません。

 

『宗教問題 29』 

 本日読み終わったのが、『宗教問題 29』です。

 

 

 

 この本、というより雑誌は伝統宗教・新宗教関わらず、宗教において起きた問題点や課題点をジャーナリストが論述するものです。自分は19号からの読者です。元々は新宗教ウォッチャーとして新宗教のいわばスキャンダルネタを読みたくて買ったのですが、今ではこだわりなく情報収集として読んでいます。

 

 今回のテーマは浄土宗内部での問題でした。大本山の離脱、淑徳学園、安倍首相とのつながりから始まり、パーフェクトリバティー教団=PL教が運営するPL学園の野球部、聖マリアンナ医科大学の入試不正、曹洞宗の運営する東北福祉大学での不適切財政などなど盛りだくさんでした。

 

 聖マリアンナ医大の問題は教育界で散々話題になったものなので、目新しいものはありませんでした。一応キリスト教の学校なので扱われた程度です。この問題に関しては教育界隈のTwitterのほうが詳しかったですね。

 

 3か月に一度発刊されるため、次の30号は5/31に発売されます。また購入する予定です。