Shawn Phase とのメールのやりとりが復活したキノコさんですが、英語でのメール交換まだまだ修行が足りません。20行くらいの返信をするのに30分くらいかかってしまいます。「う~ん、まだまだでんなー。…でもShawnもあんまり頻繁にメール返して来ないし、まあゆっくりやってこか…」と思ってた矢先、私の愛用のサンダーバード(メーリングソフト)に”Hi, KINOKO!”の横文字が!ん?誰だ?“5tarbuck”?知らないぞ…。英文で書かれたメールをどうにか読んでみるとドイツからのメールでした。hallyさんのサイトでCD「PC園児」の存在を知り、問い合わせしてきた…ということらしいです。ふ~ん。そんなワケで苦心しながらのメール交換が3往復くらいあり、どうにかこうにかお互いの作品をCD交換するまでの運びとなりました。
今までの情報によると5tarbuckはプロ・ミュージシャンではないようなのですが精力的に「チップ・チューン・ミュージック」の作品を発表しています。興味のある方は彼のサイトに飛んでみてください。“Demoscene”というグループ名(?)も今回初めて知りました。ドイツでのゲーム・シーン…よくわかりませんが私なりにユル~くおつきあいしていきたいと思っております。こんなユカイな状況を作っていただいたhallyさん、本当にありがとうございます。
CD「PC園児」、「20世紀ファミコン少年」をお聞きの皆様へ。改めてお詫びいたします。曲のテンポが一定でない…揺れてますよね。特にリピート時。ガクっとテンポが落ちますよね。
言い訳をするとこれは当時のシーケンサー(MSXコンピュータ)の性能に由来するのです。当時のコンピュータはとにかく頭悪かった。処理速度の遅さがハンパじゃない…。普通に「リピート」のコマンド入れるだけであの遅れが生じていたわけです。ただ、今考えると「リピート」コマンド使わずにコピー&ペーストで小節数増やして演奏させていれば不自然なテンポ落ちは防げていたかな、と…。ただそうするとデータ量が単純に増えるのでカセットテープにセーブ&ロードする時間が倍になる…ここんとこのストレスも当時はかなり大きなもんでして…。20年前の当時はセーブ&ロードのストレス軽減を重視して曲のリピート時のテンポダウンを黙殺していたワケです。
もし現在、データの形で持っていればリピートコマンドを外してテンポを正常化させて皆さんにお聞かせできるのに…。データを捨ててしまってカセットテープの音源しかないのでとても残念です。
CD「PC園児」を発表して約2週間が過ぎました。今回もたくさんのお問い合わせメールをいただいております。ありがとうございます。ほとんどの皆さんが当時の思い出話を書いてくださっており、そのひとつひとつが私をジーンと感動させたりキャッキャキャッキャ笑わせてくれたりします。そんな中からピックアップして1通の面白メールをご紹介します。
『国本様 以前「20世紀ファミコン少年」を送っていただいた者です。音源は繰り返し聴かせて頂きましたが、「これがああ(ファミコンの音に)なるのか~」と思いながらいつも楽しく拝聴しております。実は「チャレンジャー」は国本さんと同じく、いつも友人宅にお邪魔しても、私も友人たちも1面どまりで2面以降がいけなくて、2面以降の楽曲はまったく知らなかったので、非常に新鮮に感じました。 (中略)
さて、「PC園児」ですが、こちらも是非頂きたいと思います。PCエンジンのゲームは殆どと言っていいほどまともにやったことがなく、元ネタのゲームは殆どわかりません。が、前回のCDも大半は知らない楽曲が多かったものの、非常に興味深い内容でかなり楽しめ
ました。 (中略) 当時(20年前)はPCエンジンのハードを持ってる人間が回りにおらず、店頭でチビチビとプレイしていたことを覚えています。何度もヤラれてむかついてリセットかけてもう一度プレイしていたら、後ろに居た見知らぬ兄ちゃんに「いい加減代われよ!」って言われたのも今となってはいい思い出です。PCエンジンのハードはレトロゲームブームにてかなり最近になって中古屋で入手して持っていますが、気が付いたらCD-ROM時代のしかあまりやって無いんですよね。よい機会ですので、原曲を聞く為にゲームもプレイしようかなと思います。「チャレンジャー」も、2面以降行けるようにトレーニングしてみようかと(笑)では、以上よろしくお願いいたします。 』
いやー。いい話ですねー。「いい加減代われよ!」はツボに入りました。しばらくマイブームになりそう…。
そういうワケでPCエンジンを持ってた方も持ってなかった方もお気軽にお問い合わせくださいね。ユカイなメールお待ちしております。
先日のごろんたさんのコメントで思い出したんですが、なるほど確かにCD「20世紀ファミコン少年」は完全モノラル。一方CD「PC園児」は一部ステレオなんですね。これも全然自分では意識していませんでした。指摘されてみて初めて「あっ、そういえば…」って思い出したワケです。実際のPCエンジンは確かステレオ出力の音声端子はついてなかったと思うので(間違ってたらゴメンなさい)自己満足的な「ステレオ化」とも言えるんですが…。ただ、なぜステレオ化して録音したのか説明すると、使える音が3音から4音に増えたのがとにかく大きな出来事だったんですね。使える音数が3音までの時は音場(空間)なんて意識してる場合じゃなかった。ただひたすら「何を」鳴らすかを考えていたわけです。ただ「PCエンジン」に変わって使える音が4音に増えて今度は「どのように」鳴らすかにまで気が回るようになってきたわけです。ディレイ効果にしてもコーラス効果にしてもモノラルよりステレオの方がより大きな効果を産む…。PCエンジン実機はステレオ表現力がなかったかもしれませんが制作段階では未来(ステレオサウンド)への夢がすでに詰められていた…ということでご了解いただけるでしょうか…。ただ、そうは言いながらもWiz.さんも仰られている通り、カセットテープの保存状態があまりにも悪い…。ホント、音質悪くて申し訳ないです。
ファミコンとPCエンジンの音源の違い。大きく言って2つあります。
①ファミコンは『PSG音源(矩形波といって基本的にブザーみたいな音のみ)』なのに対してPCエンジンは『波形メモリ(乱暴に言うとこの世に存在するどんな音でも出せる)』。
②最大発音数がファミコンは『3和音+1ノイズ』なのに対してPCエンジンは『4和音+2ノイズ』。
というわけでCD「20世紀ファミコン少年」 と「PC園児」、どちらも同じく『YAMAHA CX-11+SFG01+YRM-55』のシステムで作曲、録音されているのですが使用されている音色のバリエーションが全然違っています。実はWiz.さんの感想記事を読んで、改めてこれは書いておかなきゃ…って思い出したんですけど(Wiz.さん、思い出せていただいてありがとうございます)。CD「20世紀ファミコン少年」では使用されている音色はほぼ「SFG-01」プリセットの『ギター』と『オルガン』で固定だったんですね。どの曲を聞いても音色が同じでしょ?一方CD「PC園児」では『トランペット』『ストリングス』『ピアノ』『ビブラフォン』『エレクトリック・ドラム』…とさまざまな音色を聞くことができます。音楽に関する性能に限って言えば先行していたMSXにゲーム機が追いついてきた時期…ということですかね。
以前にちょっとだけ書いたんですけど、Shawn Phase というオモロいアメリカの若者がおりまして。ゲーム音楽が大好きでたくさんの曲をカバー演奏してはCDにして発表しているんですよ。Shawn 自身ギター、ベース、ドラム、キーボードが全部演奏できる「マルチ・プレイヤー」で…サポートメンバーもいるみたいですが実質、ひとりで全部やってるみたいな感じなんですね。9ヶ月くらい前に778さんという「海外ゲーム音楽通」の方にご紹介いただいて彼の作品を聞かせてもらったんですが、これが非常に面白い。キノコさんの大好きなファミコン・バンド『スペランカー』のUSA版みたいな感じ。もともと自動演奏だったものを手弾きで再現しよう、というコンセプトは全く同じ。とにかくワイルドでエキサイティング。好き放題やってる感じで思わず『ヤッホーイ』って叫びたくなるんですよ。
で、Shawn とは以前に3往復くらいメールのやりとりをしたんですけど私が英語力のあまりのなさに挫折して「ゴメンなさい。これ以上続けるのは無理」って断った経緯があったんですね。だって10行くらいのメールを打つのに辞書と首っ引きで1時間くらいかかってたんだもん。ところがどっこい。NOVAに通って9ヶ月のキノコさん。今ではちょっとレベルアップしてメールのやりとりもあまり苦ではなくなってきたではありませんか。というワケでShawn とはメル友復活です。めでたしめでたし…778さん、hallyさん、NOVA木更津校の講師の皆さんにこの場を借りて御礼申し上げます。
CD「PC園児」には全部で58曲が収められています。そのうち3分の1近くを占める19曲が「カトちゃん&ケンちゃん」関連の曲となっています。私にとっても、とても記憶に残っているタイトルのひとつですね。1969年から放映開始されたドリフターズの『8時ダヨ!全員集合!』。キノコさんの世代だとちょうど小学生低学年の頃がカトちゃんの全盛期、その後荒井注が引退して志村けんが加入したのが小学校高学年。キャンディーズのミニスカートにドキドキしながら中学2年くらいまで毎週欠かさず見ていたような記憶があります。(その後も番組自体はトータル16年間続いたらしいですね。キノコさんは後の方の10年くらいは見ていませんが…)当時は今と違ってTVのチャンネルも少なかった。もちろんケーブルTVもBSもブロードバンドもありませんよ。NHK、NHK教育と民放2局しかありませんでした。小学校低学年の頃、ほぼクラスの全員が土曜日『8時ダヨ!』を見ては週明け、学校で「ちょっとだけよ~ん」「ウンコ、チーンチン」「♪1、2、3、4、やったぜカトちゃん」とマネしていたものです。そういったわけでCD「PC園児」にもドリフターズを彷彿させる曲がいくつか入っているのですが…20代、30代前半の方にはわかりづらいかな…?
CD「20世紀ファミコン少年」に続く第2弾、CD「PC園児」を発表します。
収録曲はタイトルからおわかりの通り、私がPCエンジンで作曲を担当した「カトちゃん&ケンちゃん」「ビクトリーラン」「遊遊人生」のBGMがメインです。「少年」から「園児」におツムが退化したところがミソです(笑)。上記3タイトルの他に未発表の秘蔵曲が盛りだくさん!キノコさんの「なんちゃって」な手弾きシンセサイザー・プレイやベース・プレイも数曲入ってたりします…。「桃太郎伝説」の2曲も収録されてますよ。音源はPCエンジンそのものから録ったものではなくデータ・コンバート前のFM音源(ヤマハMSXコンピュータCX-11+音源ユニットSFG-01+ミュージックコンポーザYRM-55)がメインとなっております。さて、今回も保存状態の悪いカセットテープを見事に生き返らせてくださったのがfuruumiさん。そしてご覧のステキなジャケットを描いてくださったのがGBSさん。(ピンクのネコはジャケット裏面の一部でした)ライナーノーツはごろんたさんに書いていただきました。たくさんの方のお力によってこのCDが実現したのですが特に上記3氏にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。興味のある方、お問い合わせは私の個人メール宛お願いします。
ファミコンのヒット作「桃太郎伝説」の音楽はほとんどがサザンオールスターズのベーシスト関口和之さんの作曲なのですが、中には何曲か関口さん以外の曲も混じっています。以前、『村祭り(金太郎の村)』がキノコさん作曲であることは書きましたが、もう1曲私の曲が「桃太郎伝説」に収録されていました。『レベルアップ』の曲です。でもこれ『曲』って言えるのかなー?わずか2小節、時間にして3秒くらい…。
この曲(?)も存在をずーっと忘れていたのですが今年の6月にたまたま札幌の実家に帰った時、押入れの中の古いカセットテープを発掘致しまして…。
「そうそう。桃の中からピンクのネコが出てきてね。サル、イヌ、キジを連れてオニを退治しに行くのね。途中ボンビーとか勉強のオニとか出てくるのね。いやーなつかしーニャ~」ってオイ!ピンクのネコってなんだよ!わかんねーよ!…というわけでこの画像はなんなんでしょ。「桃太郎伝説」の3秒くらいのレベルアップの曲と関係があるのか?キノコさんが発掘したという古いカセットテープと関係があるのか?緊縛もとい緊迫の次号を待て!ウッフ~ン。そんなにキツく縛らないで。ちょっとゆるめて…
アマチュア・ベーシスト歴25年。ダテに年をとったキノコさんの「好きなベーシストBEST3」発表です。ジャジャン!
1位:Jaco Pastorius
2位:Me'shell Ndegeocello
3位:岸部修三(井上尭之バンド)
Heavy Weather / Weather Report (1977)
いやー。1位はベタなんですが…
やっぱジャコ・パスは外せないですよ。
ウェザーリポートはどのアルバムも好きですが、この「ヘビー・ウェザー」も間違いなく傑作のひとつでしょう。高校生時代、受験勉強のかたわら、死ぬほど聞き込みました。
もう30年も前のアルバムなんですけど今聞いても全然古くなってないですね。世間的にジャコパスは「ジャズ・ベーシスト」ということになっているのですがキノコさんの率直な感想では彼は「ロック・ベーシスト」、もとい「パンク・ベーシスト」ですね。彼のベースから聞こえてくる言葉はただ一つ『自由』です。ベーシストとはバンドを「縁の下の力持ち」的に支える役割である…という概念を根底からブッ壊してくれました。まーよくあれほど自由に弾けたものです。ザビヌルさん、大人だったんだなー…しみじみ…。