6才の6月にピアノがドーン!って話を前に書きました。私の父親は全く音楽の素養がなく、また稼ぎとしても一介のサラリーマンでした。子供3人を抱えて生活は苦しかったはずです。今になって思うと当時30代になりたてくらいの父がよく「ピアノを買う決断ができた」と思います。ひたすら感謝です…ところでキノコさん幼少の頃を思い起こすともう一つ不思議なことがあります。「レコードプレイヤー」が家にあったのです。経済的余裕はなかったはずなのに…。60年代後期、レコードは45回転の「ドーナツ盤」が普及していたのでプレイヤー自体が家にあるのは別に不思議ではないのです。ただしそれは「レコードを聞く習慣のある家」の場合。私の両親は全くレコードを所有してなかったのです。1枚も!で、家にあったレコードといえば唯一、「音楽之友社・小学校教科書準拠・鑑賞レコード」全10枚組。ひらたく言うと「クラシック小品・名曲集」ですね。なぜこんなものが家にあったのでしょう。もちろんキノコさん、おねだりなどしていません。全く不思議です…両親にしてみれば「音楽教育の一環」のつもりだったのか?当時小学校低学年のキノコさん、何のギモンも持たずこのレコードを愛聴してました。この中に『軍隊行進曲(チャレンジャー)』があり『アルルの女(忍者ハットリくん)』があったんですね。当時は茶の間の白黒TVがスピーカでした。TVの「音声入力切替」をAUXにしてチープな音でシューベルトやビゼーを聞いていた少年キノコさん。この時の経験がのちのファミコンBGMにつながったんですね。