スターソルジャー その⑤ | カセットテープがワカメ

カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

「スターソルジャー」プログラマーのNさん。とても頭の切れる人だったと記憶しています。性格も明るく、いつも朗らかに冗談言って笑ってたイメージが残っています。当時「コロコロコミック」とかでも人気キャラとしてマンガに登場していたらしいですね。
しかし「スターソルジャー」のBGMに関しては妥協を許さない方でした。
Nさん『う~ん。なんか違うんだよね。なんか…』
キノコ『どの辺ですか?中間部とかが間延びしてますか?もう少しコンパクトにしましょうか』
Nさん『う~ん。中間部とかそういうことじゃなくて…なんか違うんだよな…』
キノコ『冒頭のメロが抽象的すぎますかねー。もっとシンプルなラインにしましょうか。』
Nさん『う~ん。メロのせいなのかなー。なんだろう。なんか違うんだよなー…』
キノコ『なんか?…???』
今になって思うにプログラマーとしては天才肌のNさんでしたけど、音楽についてはあまり詳しくなかったと思うんですね。ただご自身の中には「自分のゲームはこんなBGMにのせたい」という希望は強力にあって…それを具体的な言葉にして私に伝えられなかった、というか。うまく伝わらないもどかしいコミュニケーションの中でキノコさんはいくつかの試作品をNさんに提供してはことごとく『う~ん。なんか違うんだよなー』の一言をいただいて撃沈…。逆に私はプログラマーさん達の苦労を全く知らないわけで。一種の異文化コミュニケーション『すれ違い』時代だったのかもしれません…